チリー・ゴンザレス、クリス(&ザ・クイーンズ)、DJマイド...2024年8月28日(水)、 パリ2024パラリンピックの 開会式に多くのアーティストが参加した。選手団のパレードの後、コンコルド広場に設けられた仮設ステージで、もう一人のアーティストが存在感を示した。彼の名前は?ラッキー・ラブ。健常者と障がい者のダンサーに囲まれたこのアーティストは、「My Ability」と 題されたオリジナル曲に基づく深い感動を呼ぶパフォーマンスで、多くの観客やテレビ視聴者に感動を与えた。
本名リュック・ブリュイエール(Luc Bruyère)の ラッキー・ラヴは、今秋デビュー・アルバムをリリースする予定で、8月22日にはロック・アン・セーヌ・フェスティバルの期間中、ドメーヌ・ナショナル・ド・サンクルーでパフォーマンスを行った。
現在31歳のラッキー・ラブは、まさに何でも屋だ。フローランコースの元生徒であるリュック・ブリュイエールは、アブデラティフ・ケシシュ監督の『La Vie d'Adèle』やアントニー・ヒックリング監督の2本の映画に出演している。また、ダヴィッド・ボベ監督による『エレファント・マン』の舞台化では、ジョーイ・スターやベアトリス・ダールらとともに舞台に立った。
リュック・ブリュイエールはまた、振付師キャロライン・カールソンに師事したダンサーであり、パリの有名キャバレー「マダム・アルチュール」のパフォーマーであり、モデルであり、ラッキー・ラブというペンネームで知られるソングライター兼パフォーマーでもある。
「デザイナーのジョン・ガリアーノからプリマ・バレリーナのマリー=アニエス・ジロまで、素晴らしい出会いとコラボレーションによってもたらされる強烈な旅。
1993年、左腕がない状態で生まれた ラッキー・ラブは、2023年、シングル「マスキュリニティ」で知られる1st EP『Tendresse』をリリースし、話題を呼んだ。
この秋、ラッキー・ラブは初のLPを発表し、そのプロモーションのためにフランスでツアーを行う。