イル・ド・フランス地方の大気質監視を担当するAirparifは、2024年1月19日(金)に粒子状物質汚染(PM10)が発生すると発表した。Airparifは、情報および勧告の基準値である50 mg/m°を超えると予想している。Météo-Franceが予測する気象条件は、汚染物質の効果的な拡散を助長するものではない。
これを受けて、ローラン・ヌニェス警察庁長官兼パリ国防・治安地区長官は、大気中への汚染物質の排出を削減するための情報提供・推奨システムの導入を決定した。
プレスリリースの中で、ローラン・ニュニェス・パリ県知事は、雪と氷の暴風雨の一部として決定される可能性のある、より制限的な措置に加えて、1月18日の終日、以下の勧告を適用することを推奨している:
道路交通について:
- 可能であれば、パリ市内での移動は延期すること。
- なるべく汚染の少ない乗り物を利用する。
- カープール、公共交通網、アクティブな交通手段(徒歩、自転車など)を利用する。
- イル・ド・フランス全域で自動車の速度を下げる:
- 通常時速130キロに制限されている高速道路区間では時速110キロに;
通常時速110キロに制限されている高速道路および自動車専用道路の区間では時速90キロに;
- 通常90 km/hに制限されている高速道路および国道、県道の80 km/hまたは90 km/h制限区間では70 km/h。
- 車両総重量が3.5トンを超える輸送用HGVは、イル・ド・フランス環状道路を経由して市街地を迂回する。
- 自宅と職場間の通勤のために、専門職施設内に設置された施設を利用する(モビリティ・プラン、在宅勤務、勤務時間の調整など)。
- 暖房の使用を控え、建物内の温度を管理する。
- PM10排出の主な原因である、個別暖房や補助暖房のための薪の使用を避ける。
- PM10排出の主な原因となる固定設備の稼働を減らす。
追加勧告
- 緑色廃棄物(農業廃棄物を含む)の野外焼却禁止の適用除外を一時停止する。
- 鉱物肥料や有機肥料の散布を延期し、延期が不可能な場合は、アンモニアの排出が少ない散布方法を優先する。
- 排水は速やかに埋める。
- 土壌が乾燥している場合は、作業を延期する。