パリは愛とファッションの都としてよく知られているが、光の都にはもっと神秘的な一面もある。パリの首都は伝説や迷信に彩られており、その中には今でもパリジャンたちが信じているものもある。今回は、 パリで 幸運を もたらすと評判の 場所を発見する旅にご案内します!
最初の寄港地は モンマルトル。首都にある絵のように美しい村落地区には、珍しい伝説がたくさんある。ダリダ広場(Place Dalida)、ラブルヴォワール通り(Rue de l'Abreuvoir)には、悲劇的な物語を持つ有名な歌手の胸像がある。まさに丘の上の象徴であるこの像は、奇妙な迷信の対象となっている。胸像を撫でると幸運が訪れると言われているのだ。この不謹慎な仕草は、摩擦によるものと思われるブロンズの色の違いの説明にもなる。
次に向かうのは、 サン・ドニの噴水があるモンマルトル山頂の隠れスポット、 シュザンヌ・ビュイッソン広場。 パリの初代司教が頭を抱えているのを見つけるのは簡単だ。銅像よりもずっと古いこの泉は、長い間神聖な泉と考えられていた。 伝説によると、サン=ドニが行軍を再開する前に、切断された首を洗った 泉で、現在 彼の名を冠したバシリカが建っている場所で倒れたという。 サン・ドニの泉を飲んだ若い娘は、夫に忠実であり続ける」という言い伝えがあるように、この泉は幸運をもたらすと言われている。現在、泉は枯れてしまったと言われている。
モンマルトルを後にし、首都を象徴するもうひとつの神秘的な場所、 ペール・ラシェーズ墓地へ向かう。この有名なネクロポリスでは、73,000の墓の中でも特に2つの墓が目を引く。ひとつはアラン・カルデックの墓。支石墓の形をしたこの珍しい墓は、墓地の中で最も花が多い墓として知られている。 スピリチュアリズムの父の眠る場所である。アラン・カルデックの永眠の地には、ちょっと奇妙な 言い伝えがある。墓のある場所に触れて 願い事をすると、それが叶う可能性が高い。この迷信はあまりに広まっているため、現在では、この迷信に従わないようにとの注意書きが加えられている。
ペール=ラシェーズ地区の散策を続け、特にリアルな ヴィクトル・ノワール像に向かう。このジャーナリストは21歳の時、ピエール=ナポレオン・ボナパルト皇太子に射殺された。彼の殺害は憤激の波を巻き起こした。彫刻家ジュール・ダルーは、 ヴィクトール・ノワールが死後に発見されたであろう位置を表現するために、この肖像画を制作した。来館者の目を引いたのは、その際立った男根である。この彫刻のこの部分を揉むと、子宝に恵まれるという伝説が ある。
パリのネクロポリスを離れ、生者の世界に戻る時が来た。パリの有名大学、 ソルボンヌ大学のすぐ近くに、足を組んでポーズをとるミシェル・ド・モンテーニュの像がある。この像の右足をさすって「サルー・モンテーニュ」と唱えると、受験に幸運が訪れるという都市伝説が、学生の間で特に広まっている。試験が近づくにつれ、 モンテーニュのブロンズ像が多くの敬礼を受けていることは間違いない。
ラッキーツアーの最後は、 パレ・ロワイヤル庭園にある2つのお盆の場所だ。首都の中心に位置するこの人気スポットは、パリジャンや観光客だけでなく、迷信深い人々も惹きつけてやまない。一番の見どころはビュランの縞模様の柱で、特に地下の噴水である。中央の柱の足元では、 パリジャンたちが コインを投げて願い事をする習慣がある!
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