サグラダ・ファミリアの未完の大作で有名な建築家、 アントニ・ガウディについてはご存知だろうが、その子孫の一人で、2024年12月13日から2025年2月13日まで、パリのノートルダム大聖堂のすぐ近くで展示されるカタルーニャの芸術家兼宝石商、ジョアン・セラミアをご存知だろうか。大叔父の影響を受け、彼は多くのジュエリーを制作している。小型で持ち運び可能なモジュール式の"彫刻"で、すべてハンドメイド。
パリの建物の向かいに位置する5m2のスペースでは、ネックレスがイヤリングになるなど、しばしば交換可能なジュエリー作品を見ることができる!この展覧会では、ガウディ(グエル公園やカサ・ミラなどの建築作品にインスパイアされた)、ローマ(古代ローマ時代のイスパニア州の州都タラゴナにインスパイアされた)、自然など、ジョアン・セラミアによる象徴的なシリーズが展示される。
2004年、フェリペ6世とレティツィア王妃の結婚式の際、カタルーニャ政府は王室への公式な贈り物としてジョアンに彫刻の制作を依頼し、1995年にはナチュラリスト・シリーズの全作品が日本の皇室に購入された!宝石を使わずに金属で彫刻された貴重なジュエリーは、アーティストの創造性によって独創的でユニークなものとなっている。