来年が待ち遠しくなる朗報だ!ロマン・メデールが 2025年の第1四半期に、首都7区のサン・ドミニク通り34番地に自身のレストランをオープンさせるというのだ。この住所に見覚えのある方も多いだろう。まさに故ガランスが立っていた場所で、シェフは パリでオーナーシェフとして最初のレストランをオープンするのだ。
というのも、このレストランが真新しいアイデンティティをもってオープンするまでには、大規模な改装を経なければならないからだ。しかし、シェフと彼のチームが原材料への情熱を壁と皿の両方に刻み込むことは確かだ。
ロマン・メデールの料理の特徴は、植物や産物をそのまま昇華させること、酸味と苦味を巧みに使いこなすこと、そして自然とその荒削りな部分を 深く尊重することである。このシェフをご存じない方は、アラン・デュカスのギャラクシーに欠かせない存在であることをご存じだろう。当時ミシュラン3ツ星を獲得した「プラザ」でシェフ・ド・パルティ、エグゼクティブ・シェフを務めた後、同グループのさまざまな短命レストランの責任者を務め、最終的には「サピド」の仕掛け人として活躍した。
ロマン・メデールが、漁師、畜産家、市場園芸家といった生産者たちとの密接なつながりを継続し、 土地、海、そして人々を尊重するレシピをさらに披露する機会として、この新しいレストランが 誕生するのは当然のことだ。
2025年に会おう!