2024年8月8日と9日、世界のエリート・オープンウォーター・スイマーたちがパリに集結し、スリリングな10kmレースを繰り広げる。チケットの有無にかかわらず、見ごたえは保証されている。24人の女子選手と33人の男子選手が、首都パリの中心部にある非日常的なコースという一流のオリンピック会場で泳ぐ栄誉を手にする。水泳選手は海や湖での競技に慣れているが、流れのある川での水泳はユニークな挑戦となる。2024年パリ大会でのマラソン・スイミングは、体力、戦術、適応力が重要となる激しい競技を約束する。
オリンピックの歴史的な出来事を追いかけたい人のために、レースを一望できる無料のビューポイントがいくつか用意されている。ルートは、アレクサンドル3世橋とアルマ橋の間の1.67kmの周回コース。観客は、アンヴァリッド橋とアルマ橋の間の岸壁に立ち、選手たちに声援を送ることができる。
マラソン水泳競技は以下のように行われる:
アレクサンドル3世橋と、橋の近くにある2つのスタンド(計5,000席)からは、有料となるスタートを除き、コースの一部に無料でアクセスできる。それ以外の岸壁は開放されており、泳ぐ選手たちを間近で見ることができる。セーヌ川の水が十分にきれいであれば、都会で選手たちのパフォーマンスを見るまたとない機会だ。
マラソン・スイミングのコースは、セーヌ川の好ましい流れのおかげで「簡単な」区間から始まるが、流れに逆らって戻る区間はより過酷なものとなる。1896年にアテネで開催された近代オリンピックの第1回大会以来、オリンピックの歴史の一部となっているこの種目の勝者を決定するために、選手たちは6つのループを完走しなければならない。
サイクリング、トライアスロン、マラソン、ウォーキングの各大会と同様、参加は無料だ。アレクサンドル3世橋とアルマ橋の間にある高岸壁と低岸壁は、オリンピックで金メダルを獲得する選手たちを応援するのに絶好の場所だ。
セーヌ河畔の壮大な舞台で、世界最高峰のスイマーたちのパフォーマンスを観戦し、ユニークな体験をお楽しみください。8月11日に閉幕するオリンピック最後の大会をお見逃しなく。
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