2024年パリ五輪:閉会式の舞台衣装をデザインしたファッションデザイナーは?

発行元 Audrey de Sortiraparis · 写真: Graziella de Sortiraparis · 掲載日 2024年8月12日午後12時39
2024年パリオリンピックの閉会式で、ファッションが再びショーを席巻した!しかし、ゴールデンボイジャーとアップライトピアニストの豪華なステージ衣装をデザインしたのはどのデザイナーかご存知だろうか?

オリンピックの閉会式、それもパリでのファッション・パフォーマンスなしには語れない。2024年8月11日(日)、記念碑的なショー「Records」では、トーマス・ジョリー芸術監督とスイス人デザイナー、ケビン・ゲルマニエの手による、想像力を掻き立てるファンタスティックなキャラクターが披露された。

演劇、サーカス、ブレイクダンスを融合させたこのショーの中心で、ゲルマニエは120人以上のダンサーのステージ衣装をデザイン。その中には、2万個のパールが刺繍された豪華なリサイクル・ゴールドのジャンプスーツで夜を彩った「ゴールデン・ボイジャー」も含まれている。これらの作品はすべて環境に配慮した生地で作られ、そのほとんどがサン・ドニのアトリエ・ド・ラ・モンジョワで生産された。

2024年パリ・オリンピックの開会式で、すでに何人かの有名人にメイクアップを施しているこのクチュリエは、全世界の前で楽器を垂直に演奏することで有名になったピアニスト、アラン・ロッシュの衣装もデザインした。ルイ・ド・フュネス』、『ポケモン』、『ラ・スープ・オ・シュウ』など、彼が幼少期に見た映画のVHSカセットテープを200本以上リサイクルし、スイスに住む母親から譲り受けた。

お察しの通り、ケヴィン・ジャーマニエは サステイナブルでエシカルなファッションにこだわるデザイナーだ。Institut Français de la Mode(IFM)で学び、バレンシアガとクロエで経験を積んだ後、2018年に自身のブランドを立ち上げ、リサイクル素材やアップサイクル素材をオートクチュール作品に生まれ変わらせた。大胆なデザインで有名な彼は、レディー・ガガ、ビヨンセ、ビョークといった世界的スターにドレスを提供することになる。

閉会式は、ルイ・ヴィトンのザホ・ド・サガザンで始まり、ディオールのオートクチュールガウンでマイウェイを再解釈したイズールでスタイリッシュに幕を閉じた。オリンピックのフィナーレは、スタイルにも抜かりはなかった!

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