パリ13区で唯一の独立系映画館である。 ゴブラン地区にあるL'Escurialは、1911年にオープンしたパリで最も古い映画館のひとつである。この映画館は、マジェスティック・バスティーユ、アルルカン、ルフレ・メディシスとともに、デュラック・シネマ社に属している。
この施設は、 映画館が長年にわたって保ち続けてきた高級感と装飾で際立っている。改装後も、赤いベルベット、金箔、シャンデリア、鏡など、40年代の美的規範がエスクリアルには残っている。実際、この映画館は、この地域の小さなパリの映画館が危機に瀕していた80年代に、その特別プログラム、オリジナル言語の映画、映画祭のおかげでかろうじて救われた。
シネ・レンコントル、ドキュメンタリー、そして月に一度の短編映画イブニングなど、年間を通して映画イベントが開催されている。さらに、映画館の2つのスクリーンのうち1つは、縁が少し湾曲したパノラマスクリーンになっている。
映画館からわずか400メートル、ギャルリー・デ・ゴブラン近くの ポルト・ロワイヤル大通りへ。さらに900メートル先には、爬虫類やその他の動物の専門店「La Ferme Tropicale」があり、誰でも参加できる発見ワークショップも開催している。