美しいドラマティック・コメディを得意とするリサ・アズエロス監督(『Lol,Mon bébé』『 I love America』)が、『La Chambre des Merveilles』で再び登場する。本作は3月15日 公開予定。
ジュリアン・サンドレルの小説が映画化されるのはこれが初めてではない。1月13日からテアトル・デ・バリエテで上演されている。映画では、アレクサンドラ・ラミーが、事故で昏睡状態に陥った12歳の息子ルイのためにあらゆる夢を叶える母親を演じる。母親役はミュリエル・ロバン。家族全員で楽しめる美しいドラマ。
評決
過剰な脚本にもかかわらず、『ラ・シャンブル・デ・メルヴェイユ』は感動的である。昏睡状態に陥った息子を救おうと奮闘する母親の姿は感動的だ。彼女が踏み出す旅がまったく意味をなさないからなおさらだ。実際に少年を救えなかったとしても、少なくとも母親は少年をもっとよく知り、彼らが口にしない興味を発見することができる。
そしてテルマは、幼いルイのバケットリストを作るというクレイジーな挑戦を自分に課す。これは、映画監督のライザ・アズエロスにとって、世界中のどこにでもカメラを設置できるチャンスであり、もちろん天国のような場所でなければならない。演出が少々センスに欠けるとはいえ、目を見張るものがある。一方、テルマの功績は少々安直だ。息子の「この世の終わりまでにすべきこと」のほとんどは不可能とされているが、彼女はそれを数分のうちにやってのけるのだから、脚本の後押しが信じられないこともある。
この映画が観客に旅をさせてくれるのは事実だし、何よりもこの母親の自己犠牲は尊敬を集め、このキャラクターに共感できる人には魅力的なはずだ。
昏睡状態から目覚めた息子を助けるためなら何でもする覚悟を決めた母親の、狂気の賭けである。12歳のルイが事故に遭った後、テルマはルイが日記に書いた「世界の終わりまでにすべき10のこと」を実行することにした。これらの冒険を聞くことで、ルイは人生がいかに美しいかを知り、また戻ってこなければならないと思うようになる!ティーンエイジャーの夢を40歳で叶えたテルマは、想像をはるかに超える素晴らしい旅に出ようとしている...。
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