両者とも素晴らしいキャリアを持つが、その分野はまったく異なる。女優のアニエス・ジャウイと映画監督のクリストファー・ノーランは、2月23日にオリンピアで開催される第49回セザール賞授賞式で名誉セザール賞を受賞する。
現在、セザール賞アカデミーでは、アメリカ人と並んでフランス人を表彰するのが慣例となっている。フランス映画界を象徴する人物であるアニエス・ジャウイは、女優および監督としてのキャリア(『Place Publique』、『Au bout du Conte』など)を称えられている。海峡の反対側では、イギリスの名監督クリストファー・ノーランが世界の映画に影響を与えたことで知られている(『インセプション』、『インターステラー』、『オッペンハイマー』など)。壮大で革新的な作品で知られるノーラン監督は、アクションとSF映画というジャンルを再定義し、この業界に忘れがたい足跡を残した。
両者とも多忙なスケジュールをこなしており、ノーランは『オッペンハイマー』で受賞候補に挙がっているほか、アカデミー賞作品賞の有力候補の一人でもある。一方、アニエス・ジャウイは『Le Dernier des Juifs(原題)』と『La Vie de ma Mère(原題)』で新たな役柄を演じる予定だ。