レディ・オスカル『ベルサイユのばら』、まもなく映画館へ!

発行元 My de Sortiraparis · 掲載日 2024年7月7日午前11時55
レディ、レディ・オスカー、彼女は男の子のような服を着ている!聞き覚えがあるだろうか?ファンや好奇心旺盛な人たちは、この有名な日本の漫画が大スクリーンに登場しようとしていることに警告を発している。

一時代を築いた日本の名作漫画レディ・オスカー』が映画になって帰ってくる。私たちのように、この 80年代のカルト・アニメ・シリーズのファンなら、映画館 への登場が間近に迫ったニュースはとても嬉しいはず だ。進撃の巨人』や『柔術廻戦』で有名な スタジオ・マッパが、1972年に池田理代子によって描かれた有名な漫画を原作とする長編映画を製作したのだ。映画のタイトルは原作の「ベルサイユのばら」に由来する。

2022年9月に製作が発表されたこの新たな映画化が、ついに見事な予告編でお披露目された。物語は18世紀フランス、フランス革命前と革命中を描く。父親が息子を持つことを夢見るジャルジャイズ一家が登場する。妻がブロンドの美しい女の子を出産したとき、彼は失望する。しかし、その子はオスカルと呼ばれ、男の子として育てられることになった。軍事教育を受けた彼は、王室衛兵隊長となる。幼なじみのアンドレとともにマリー・アントワネットの警護を任されたオスカーの世界は、革命で一変する。

ティーザー:

ご存知でしたか?ヴェルサイユのばら、別名オスカル夫人の物語

ちなみに、『ベルサイユのばら』は1972年に池田理代子によって描かれた漫画で、全14巻。1979年に『レディ・オスカル』の名でアニメ化された。1986年9月にレクレA2で初回放送され、全40話のシリーズは瞬く間に大成功を収めた。

さらに、『シェルブールの雨傘』の監督ジャック・ドゥミは、1978年にこの映画を英語で初めてライブ映画化した。アニエス・ヴァルダがプロデュースしたこの映画版『オスカー夫人』のサウンドトラックは、映画監督の常連であった故ミシェル・ルグランが作曲した。当時としては珍しく、この長編映画は漫画の版権を持つ日本のプロデューサー、山本又一朗に依頼された。山本監督がジャック・ドゥミを選んだのは、彼の英語力の高さもあったが、何よりもフランス人監督であれば歴史的建造物へのアクセスが格段に容易になるからであった。残念なことに、この映画化は当時の観客や批評家にあまり受け入れられなかった。

今日、マッパ・チームは、カルト的な物語を現代に蘇らせるこの長編アニメーション映画の指揮を再び執る。今回、この野心的なプロジェクトの指揮を執ったのは吉村愛監督だ。本作が初監督作品となる。

ベルサイユのばら』が2025年春に日本で公開される。今のところ、フランスでの公開日は発表されていないが、アロシネによれば、まもなく公開されるとのことだ。フランスの歴史を描いたアニメ映画がフランスの国境を越えないとは考えにくい。いずれにせよ、この象徴的なキャラクターの壮大な物語に浸るのが待ち遠しい。

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