Netflixと没入型体験:素晴らしいラブストーリー!SVODプラットフォームであるNetflixは、シリーズや映画を存分に体験できる没入型エンターテイメントスペース「Netflix Houses」を近日オープンすることを発表した。テキサス州ダラスとペンシルバニア州キング・オブ・プルシアにオープンする。この最初の2つのホームは、コンセプトが世界中に広がる前に、すべてのネットフリックス・ファンに新しい魅惑的な体験を約束する。
Netflixは、単なるストリーミングサービス以上の存在になりたいという野心を隠すことはない。そのカタログにビデオゲームを導入した後、世界中で2億7000万人の加入者を持つこのプラットフォームは、常設の物理的な場所を提供することで、新たな一歩を踏み出そうとしている。ネットフリックス・ハウスは、『ブリドガートン・クロニクル』、『ラ・カサ・デ・パペル』、『ストレンジャー・シングス』、『エミリー・イン・パリ』といった象徴的なシリーズのセットを備えた「体験型エンターテインメント施設」となる。没入感のあるセットだけでなく、これらのスペースには限定商品を購入できるショップも併設される。
これらの新しいハウスは、『イカゲーム』や『ラ・カサ・デ・パペル』を中心としたパリのポップアップ・ストアや、2022年にパリを魅了した『ストレンジャー・シングス・フェスティバル』(2023年には『ストレンジャー・シングス・エクスペリエンス』も)など、ネットフリックスがすでに提供している多くの物理的体験にインスパイアされたものとなる。ネットフリックスのマーケティング・ディレクター、マリアン・リーによると、ネットフリックス・ハウスでは、お気に入りのシリーズや映画にインスパイアされた新しい体験、ショッピング・セッション、ユニークなダイニング・オプションを提供する予定だという。
パリとその周辺地域のファンにとって、Netflixハウスがこの地域にオープンするのだろうかという疑問が残る。2025年にアメリカ初の拠点がオープンする予定であり、これらの拠点の成功がこのコンセプトの今後の拡大を左右することは間違いない。そして、情報筋によると、パリへの到着についてはまだ何も確定しておらず、明言すらされていない。しかし、首都におけるネットフリックスのイベントの成功を考えると、SVODプラットフォームがパリやその周辺地域に進出する機会を逃すとは思えない......。私たちにできることは、指をくわえて見守ることだけだ!