毎年3月21日に祝われる国際森林デーが、2025年、誰もが参加できる豊富なプログラムとともに復活する。フランス国立森林局(Office national des forêts:ONF)は、2025年3月15日から23日まで、フランスとその海外領土で約200の無料イベントを開催する「Forêts en Scène」フェスティバルを開催する。パリでは、3月20日から23日までAcadémie du Climat (4区)で、会議、展示会、コンサート、体験型ワークショップなど、見逃せないイベントが開催される。生物多様性の真の貯蔵庫である森林が、環境問題に取り組む上で果たす役割について理解を深めるまたとない機会だ。
6月に開催されるニュイ・デ・フォーレの旗艦イベントを前に、この地域の美しい森のさまざまな側面を探るチャンスだ!
パリでは、Académie du Climatが森林と環境意識に特化したイベントを多数開催する。プログラムには、没入型展示、討論会、コンサート、老若男女を対象とした教育ワークショップなどがある。ハイライトのひとつは、「Fresque du Climat」にインスパイアされた楽しいワークショップ「Sylvafresque(シルヴァフレスク)」で、来場者は森林と気候変動をめぐる問題について理解を深めることができる。また、宝探しに参加したり、動植物を発見したり、樹木を認識するワークショップに参加することもできる。
また、ヴァンセンヌの森では、ネイチャーウォークや生物多様性観察ミッションが開催される。ONFの森林局員の指導のもと、多くの動植物の隠れ家となっているデンドロ・マイクロハビタットを探検することができる。自然を愛する人々のために、3月22日にはムードン州有林で 森林クリーン作戦が実施される。
同時に、エコロジーの転換期における森林の役割、気候変動に直面した際の森林管理、都市における都市林の台頭といったテーマについて、魅力的な講演が多数行われる。専門家、研究者、そして熱心な関係者が、これらの重要な問題についての知識と経験を分かち合う。
セノンシュ城での宝探し、マルサネ・ラ・コートの森での五感を刺激する体験、アルザスのロスモアデル混合生物保護区の発見、イル・ド・フランス地方での 参加型植樹と ガイドツアーなどである。
自然愛好家であれ、単なる好奇心であれ、国際森林デー2025は 森林を再発見し、専門家と話し、現代の主要な環境問題を理解する絶好の機会である。すべてのアクティビティへの入場は無料。ワークショップの詳細と参加申し込みは、onf.frをご覧ください。
フォレ・アン・シェーヌ、2025年の「森の日」に向けて気候アカデミーで無料イベント開催
ONFが主導する「国際森林デー」の一環として、パリの気候アカデミーは2025年3月21日から23日まで、あらゆる年齢層を対象とした幅広い活動を提供する無料イベント「Forêt en scène」を開催する。ワークショップ、会議、没入型体験など、あらゆる形で森を探求するプログラムが用意されている。 [続きを読む]