視覚障害者と盲人のための写真展?珍しい...。そこで、「見えない世界」写真展が誕生した。キヤノン・フランス、Fédération des Aveugles et Amblyopes de France(フランス視覚・視覚障害者連盟)、Tactile Studio(タクティル・スタジオ)代理店が協力し、アートを「見る」新しい方法を考案しました。
2024年11月14日から19日まで、グランド・ハレ・ド・ラ・ヴィレットでは、視覚障害者だけでなく健常者のためにもデザインされたこの 無料展覧会が開催される。この展覧会は、視覚障害者だけでなく、目の不自由な方にも楽しんでいただけるように企画されました。
World Unseen』では、セバスチャン・サルガド、ピューリッツァー賞受賞者のムハマンド・ムハイゼン、ウラ・ローマン、野生動物写真家のステファン・グランゾット、ニコス・アリアガス、数々の賞を受賞している写真家のブレント・スタートンなど、著名な写真家の作品を紹介している。これらのアーティストたちは、世界とその驚異、そして隠された宝物を明らかにする。
しかし、この写真展が特別なのは、写真の展示方法にある。 12枚の写真はレリーフ印刷されている。来場者は指先でイメージを発見することができる。各作品には点字と 音声による解説もついている。こうすることで、来場者は写真を違った形で発見できるだけでなく、その歴史についても知ることができるのだ。
目の見える方は、視覚障害のある方の立場になってご覧ください。緑内障や糖尿病性網膜症になったつもりで写真を見てください。
World Unseenは、世界に対する私たちの視野を広げ、その使用方法を適応させるようデザインされた、より包括的な新しい体験を提供します。ラ・ヴィレットで無料でお楽しみください。
開催日および開催時間
から 2024年11月14日 へ 2024年11月19日
所在地
ラ・グランド・ハレ・ド・ラ・ヴィレット
211 Avenue Jean Jaurès
75019 Paris 19
アクセス
地下鉄5号線「ポルト・ド・パンタン」駅
料金表
無料
公式サイト
www.canon.fr