メルボルンにある「Hardware Société Melbourne」を試すために、私たちはオーストラリアに急遽帰国したわけではありません...実は、首都の18区、サクレ・クールのすぐ後ろにある「Hardware Société Paris」は、「Hardware Société Melbourne」の妹にあたります。
パリをこよなく愛する、オーストラリアのカフェのオーナーであるディと ウィル・ケザーは、2016年4月に首都に進出することを決め、新鮮な息吹、和やかさ、オズ製のグルメをもたらしました。
明るく温かみのある装飾が施された居心地の良いこのカフェでは、味覚が沸騰するような料理の 連続サービスを楽しむことができます。
そして、すぐにでもお伝えしたいのですが、ハードウェア・ソシエテ・パリには、誰もが楽しめるものが揃っています。甘いものもしょっぱいものも、肉食系もベジタリアンも、グルテン不耐症の人も、きっと自分に合うものが見つかりますよ。
水曜から月曜まで毎日、昼下がりの朝食や開店と同時にセイボリー料理を楽しむことができるので、心配はいりません。
個人的には、この店の必食メニューのひとつ、コーヒー風味の洋ナシ、プラリネチーズケーキ、スパイス入りブルーベリーコンポートをのせたセンセーショナルなフレンチトースト(13.50ユーロ)がおすすめです。まさに絶品です。
その他、定番のウフ・ココットや、サフランとバニラのポーチドカリン、ラズベリーのコンポートとピスタチオが入ったビルチャーもおすすめです。
もっとしょっぱいものが好きな方は、マッシュルームのグリルに誘惑されてみてはいかがでしょう。ハーブ入りマッシュルーム、ブリヤ・サヴァランチーズ、パンプキンブレッド、64度で焼いた卵を使ったベジタリアン料理です(14.50ユーロ)。
このバイリンガルメニューには、他にもこんなメニューがあります。肉食系には豚バラ肉と目玉焼き、またはThe Great Aussie Chicken Parma(チキンカツレツ、ハム、クラッシュトマト、ホームフライ、ブロッコリーとカリフラワーのサラダ)です。
これらの料理に合わせて、ハウスではさまざまなホットドリンクを提供しています。コーヒーには、メルボルンで人気のパドレコーヒー(オーストラリアから毎週輸入)をご用意しています。ハードウェア・ソシエテ・パリも、さまざまなフランスのロースターを使用しています。
結局、 パドレのカフェオレ、必然的にラテ、フラットホワイト、カプチーノが選べるだけでなく、コールドブリューや 自家製チャイラテもあります。
紅茶ファンには、抹茶ラテがおすすめです。そして、他の優れたコーヒーショップと同様、ハードウエア・ソシエテ・パリは、ラテアートの原理により、ホットドリンクを昇華させています。
唯一の問題は、一度ハードウェア・ソシエテ・パリに来たら、もう帰りたくないということです。週末には、カフェに入るために外まで行列ができるので、我慢してください、とマネージャーのマリーヌは言います。
まだ行ったことがない人は、できるだけ早く行ってみてください。
実用的な情報:
ハードウェア・ソシエテ・パリ(Hardware Société Paris
10 Rue Lamarck, 75018 Paris
営業時間:水曜日~月曜日 9時~16時
平均チケット:23 €。
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