もしあなたの柑橘類に関する知識が、スーパーマーケットの赤いネットに入った黄色いレモンに限られているのなら、そしてあなたにとって柑橘類のマーマレードが、昔の朝食の悪魔のように苦いマーマレードにいつも似ているのなら、あなたにとってまだ未知の多様性と風味の世界を発見するために、遅滞なく Lemon Storyに 立ち寄る必要がある。
マリオン・ラペルシュによって設立されたレモン・ストーリーは、 モンマルトルのビュットにある若いブティックで、 プロヴァンス地方の田園地帯の中心にある、彼女の家族が所有する樹齢10年の柑橘類畑の 希少な柑橘類を紹介している。柑橘類はすべて 持続可能な農法で栽培されており、マリオン・ラペルシュの研究所もここにある。
パリの数多くのレストランに卸している レモン・ストーリーは、季節ごとに変わる希少な柑橘類の全コレクションを販売している:アジア産のデリケートなユズ、インドネシア産の力強い香りの古代柑橘類コンバワ、マンダリンとキンカンの交配種カラマンシー、ヒマラヤ山脈とインドシナ産のシトロン、興味をそそる 仏手柑とその奇妙な形;レモンとメキシコ産ライムの交配種である タヒチ産ライム、今や超有名な キャビア・レモンとその小さくてピリッとした玉、そして最後に今をときめくスター、 マイヤー・レモンである。マイヤー・レモンは、その名前が示すとおり、本当のレモンではなく、シトロンとマンダリンとザボンの交配種から生まれたものである。
マリオン・ラペルシュが一から創作した珍しい柑橘類が、新鮮なまま店頭に並ぶ。 レモン・ストーリーの棚には、ベルガモットとレモンのマーマレード、カラマンシーとジンジャーブレッドのジャム、タンジェロ・ヴェキワのマーマレード、アプリコットとコンバワのジャム、イチジクとレモンの皮のジャムなど、定番から独創的なものまで、何十種類ものジャムや マーマレードの瓶が並んでいる。ジャム1瓶の値段は10.50ユーロ前後。
ピクルス、 オリジナル塩、 自家製リモンチェッロ各種(マイヤーレモン、タヒチライム、ユズ、ザガラ・ビアンカ・レモン、カラマンシーの5種類)など。
柑橘類が好きな人にも、ゼストやジステが初めての人にも、お勧めの店だ!