ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団は、2023年11月15日にパリの有名な会場であるシャンゼリゼ劇場にて公演を行う。エドワード・ガードナーの指揮によるこのユニークな公演は、ヨハネス・ブラームスが クラシック音楽の歴史に残した消えない足跡を浮き彫りにする。
ピアノの名手エレーヌ・グリモーがアンサンブルに加わる。プログラムは、ピアノと管弦楽のための協奏曲第1番op.15と交響曲第1番op.68のブラームス一色に染まる。
ヨハネス・ブラームスは、ロベルト・シューマンの「音楽の救世主」とも評され、交響曲の発展に転機をもたらした。ベートーヴェンの堂々たる影にもかかわらず、ブラームスは自らを凌駕して2曲のピアノ協奏曲と4曲の交響曲を作曲し、それらは今日まで広く演奏されている。
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団のブラームス・プログラムは、長くて手間のかかる音楽形式にもかかわらず、独特の演奏を約束する。ピアノと管弦楽のための協奏曲第1番は50分近く続き、オーケストラによる長い序曲の後に初めてピアノが導入され、ソリストには見事なテクニックが要求される。
一方、ブラームスの交響曲第1番は、後期ロマン派の「プログラム」音楽形式が主流だった時代に、古典的交響曲形式への回帰を示すものである。
エレーヌ・グリモーとブラームスの親密な関係が、この演奏をより魅力的なものにしている。シャンゼリゼ劇場は、クラシック音楽史におけるブラームスの不朽の遺産を讃える記念すべき一夜の舞台となるだろう。
開催日および開催時間
日 2023年11月15日
所在地
シャンゼリゼ劇場
15 avenue Montaigne
75008 Paris 8
料金表
Visibilité réduite 1er BALCON COTE : €33
Visibilité réduite 2ème BALCON COTE : €33
Catégorie 3 2eme BALCON 3/4 : €60.5
Catégorie 2 2eme BALCON FACE : €81.4