毎年9月、エレクトロミュージックファンがパリに集まり、テクノパレードの山車のビートに合わせて踊る。2023年に盛大に開催されたこの 最大のエレクトロニック・ミュージック・イベントは、2024年にはパリに戻ってこない。
ソーシャルネットワーク上で公開されたメッセージの中で、エレクトロイベントの主催者は、オリンピックのために この2024年大会のキャンセルを発表した。「オリンピックの開催により、イベント開催に向けた制作や物流に大きな制約が生じました。オリンピックの開催により、多くの遅延や期限の延長に加え、私たちの集合場所へのアクセスも不可能となりました。このような状況では、今年のテクノパレードの開催を保証することはできません」と主催者は説明している。
そこで、 パリ・テクノ・パレードの主催者は、常連客に2025年の日程を伝えている。
前回、2023年9月23日、エレクトロ・ミュージックを愛する人々が首都のストリートに集まり、歴史的なイベントが開催された。 テクノ・パレードが25周年を迎えたからだ。それはまた、エレクトロニック・ミュージック文化の保護に対する25年の闘いとコミットメントでもあった。
1998年にテクノポールがフランスで正式にスタートさせたテクノ・パレードは、その10年も前に始まったベルリンのラブ・パレードを手本に、ジャック・ラング前文化相の支援を受けて創設された。25年の歴史の中で、テクノ・パレードは、フランス全土および近隣諸国から700万人以上のファンを魅了し、エレクトロ・ミュージックのサウンドに合わせて踊ってきた。
2023年、巨大なエレクトロ・パレードがバスティーユ広場から国民広場へと出発し、カルヴェール通り、レピュブリック広場、ヴォルテール大通りを練り歩いた。
また、テクノ・パレードの主催者たちは、この記念行事を機に、フランスの文化遺産に電子音楽を含めること、電子音楽関係者を公平に扱うこと、電子音楽イベントやフェスティバルを開催する地域を設けることなど、数々の要求を改めて表明した。
さて、 テクノ・パレードのフロートに戻り、ハウス、エレクトロ、ハードコア・サウンドのリズムに合わせてパリのストリートを踊る準備はできていますか?2025年、またパリのテクノ・パレードでお会いしましょう。
アルコールの乱用は健康に害を及ぼしますので、節度を持って摂取しましょう。
公式サイト
www.facebook.com