2018年から2019年にかけてテアトル・モガドールで30万人以上の観客を魅了したこのカルトショーのフランス版ミュージカルが、2025年11月にパリのカジノ・ド・パリで再び上演される。ミュージカル『ライオン・キング 』をプロデュースしたステージ・エンターテインメントは、14のプロダクションのひとつである『シカゴ-ミュージカル』を再びプロデュースすることにした。
シカゴ-ミュージカル』は 1920年代を舞台に、スターダムを夢見る主婦ロキシー・ハートの物語である。恋人を殺した彼女は刑務所に収監され、そこで殺人の罪に問われたキャバレー歌手のヴェルマ・ケリーと出会う。2人の女性は、狡猾な弁護士ビリー・フリンの助けを借りて、マスコミや世論を操り、運命を逃れて名声を得ようとする。
このミュージカルは、腐敗、メディア操作、名声への欲望といったテーマを、ジャジーなスタイルとエネルギッシュなミュージカルナンバーで表現している。シカゴ-ミュージカル』は、 ニューヨークで20年以上上演されているブロードウェイで最も長いロングラン・ショーである。パリに加え、2018年にはロンドンでも再演され、今度は2025年にパリに戻ってくる。
ジョン・カンダーと フレッド・エブの音楽と作詞、フレッド・エブと ボブ・フォッセの台本によるフォッセのショーは、その技術的な厳密さと繊細さの両方で有名である。ユーモアが中心的な役割を果たし、現代に共鳴するテーマが強調されている。シカゴ-ミュージカル』では、振付はミニマルな演出に完璧にフィットし、オーケストラに誇りを与えるはずだ。カジノ・ド・パリで上演される2025年版のキャスティングは、まもなくパリで開始される。
所在地
カジノ・ド・パリ
16 Rue de Clichy
75009 Paris 9
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火曜日から金曜日は午後8時。
土曜日は午後4時と8時30分。
日曜は午後4時。
12月31日は16時と20時30分。