2024年オリンピック:この国際スポーツイベントについて知っておくべき4つの逸話

発行元 Cécile de Sortiraparis · 写真: Cécile de Sortiraparis · 掲載日 2024年2月2日午後04時22
近代オリンピックは、その128年の歴史の中で、いくつかの不思議な物語の舞台となってきた。オリンピックにまつわるオリジナルな逸話をご覧ください。

数ヵ月後、パリは2024年オリンピック・パラリンピックのリズムに振動する。スポーツの祭典であり、世界中が注目する激しい競争であり、それは私たちを結びつけると同時に、対立させるものでもある。フランスのアスリートたちの 勝利を待つ間あるいは、そう願っている間)、オリンピックについて知っておくべき逸話や楽しい事実をいくつか紹介しよう。

2024年、パリ大会には206カ国が参加する。より正確には、国内オリンピック委員会(National Olympic Committees)のことで、国を代表することもあれば、アンドラのような公国を代表することもある。近代オリンピックの歴史の中で、この大会に参加したのはバチカン1国だけである。バチカンである。この例外に終止符が打たれようとしている......。あるいは、ほとんど。

バチカンは、スポーツと教会の結びつきを作りたいと考えている。バチカンのスポーツ代表団を徐々に作るべく、IOCとの話し合いが進められている。バチカンが大会に参加できるようになるまでには、まだやるべきことがたくさんある」と、『L'Equipe』の取材に応じたリヨン教区の補助司教兼総司教であるエマニュエル・ゴビリアール司教は断言する。しかし、バチカンのスポーツクラブはすでにいくつかの大会に参加しており、さまざまな国際連盟から認められている。

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その一方で、スポーツファンはもうひとつの初体験を楽しみにしている。残念ながら、この新種目が2028年のロサンゼルス大会で繰り返されることはないだろう。

オリンピックの競技種目から外されたのは、ブレーキングだけではない。例えば、1900年大会では 綱引きクロッケー ペロタライフセービングが行われていたことをご存知だろうか。結局、オリンピックで争われたのは、フェンシング、体操、水泳、陸上競技の4種目だけである。

オリンピックとパラリンピックは、特定の伝統とルールが尊重され、高度に体系化された競技である。そして、なぜこの大会が4年に1度しか開催されないのかご存知だろうか?IOCの公式サイトには、「4年ごとにオリンピアで開催されていた大会の古代の起源を尊重するため」と説明されている。実際、スポーツ大会はオリンピアで開催され、「オリンピック競技大会」という会場の名前にもなっている。古代大会の開催と開催の間の4年間は「オリンピアード」と呼ばれ、当時は年代測定システムとして使われていた。

大会のモットーは最近のものだが、これも古代の価値観に根ざしている。公式モットーは「Citius - Altius - Fortius 」、ラテン語で「より速く、より高く、より強く」である。2021年の東京大会からは、このモットーに4番目の言葉が加わった。これは、大会の友愛的で協力的な性質を思い出させるものだ。

これで、次の「トリビアル・パースート」ゲームの準備は整った!

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