今週土曜日は 世界オランウータンデー。パリでは、原産地から遠く離れた5区にある植物園動物園で見ることができる。この絶滅危惧種のサルは、1972年以来、現在51歳のネネットが代表を務めている。しかし、パリ動物園協会(Paris Animaux Zoopolis)は彼らの生活環境に批判的で、「屋外へのアクセスと豊かで適切な環境」のある保護区に移すよう求めている。
首都でのポニー乗馬禁止を求める闘いに成功したPAZは、8月18日金曜日に植物園の外で彼らの「解放」を求める行動を起こした。同協会にとって、「子供たちに送られたメッセージは嘆かわしいものだ:動物たちは私たちが自由に使えるアトラクション」 であり、彼らのニーズは満たされていない。
アジアのボルネオ島やスマトラ島に生息する野生のオランウータンの生活とは似ても似つかないものだ。残念ながら、オランウータンの原産地では、人間活動による生息地の破壊によって深刻な脅威にさらされており、「絶滅の危機に瀕している」動物に分類されている。野生では、殺されなければ40 年は生きられるというから、ネネットは飼育下で寿命を超えてしまった ことになる。
パリ最古の動物園、植物園のメナジェリー
メナジェリー、つまり植物園の動物園は、国立自然史博物館に属している。有名な植物園に隣接するこの動物園は、1794年に開園したパリ最古の動物園であるだけでなく、一見の価値がある。5.5ヘクタールの緑の中で、毎日何百頭もの動物たちが暮らしています。ぜひ足を運んでみてください! [続きを読む]