30年以上にわたり、 カンヌ映画祭の並行部門であるAcidは、フランスをはじめ、世界中の新進気鋭のインディペンデント映画作家による独創的で大胆な作品にスポットを当ててきた。長編作品にとっては、観客を見つける大きな後押しとなり、また、カンヌ映画祭で上映される時点ではまだ観客のいない作品にとっては、配給元となる。
アルゼンチンの俳優であり 監督でもあるイアイール・サイードによる 初の長編映画『Most People Die on Sundays』が、『Acid 2024』に選出された。彼の最新短編映画『Present imperfect』は、すでに2015年のカンヌ国際映画祭のオフィシャルコンペティション部門に選出されている。
本作が初主演作となる アイエア・サイードは、飛行機恐怖症の太り気味の30代ゲイ、ダビデが、叔父の葬儀に参列するためにしぶしぶ故郷アルゼンチンに戻る物語を描く。そこで彼は、母親やユダヤ人の家族と再会する一方、ブエノスアイレスを旅して、運転教習所や安い医療費で不安を和らげ、少しでも関心を寄せてくれる男性と寝ようとする。
リタ・コルテーゼ、アントニア・ゼーガーズ、ジュリアナ・ガッタスらが出演する。
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