ご存知でしたか?パリには、首都がルテティアと呼ばれていた時代の名残である、ガロ・ローマ時代の円形闘技場がある。
パリ5区にあるこの円形闘技場は、リュテースのアレーヌ広場にあり、モンジュ通りからすぐのところにある。
円形闘技場は紀元1世紀に遡ると考えられている。かつては演劇の舞台として使われ、闘技場では華麗な剣闘士たちの戦いが繰り広げられた。
現在、闘技場では戦いの代わりに、天気の良い日には、ペタンク選手やサンデー・サッカー選手たちが、この理想的なピッチを利用して好きなスポーツを楽しんでいる。 17,000人の観客が観戦できるその列には、広場を訪れる人々がピクニックをしたり、音楽を楽しんだり、友人たちと日光浴をしたりするために席を取っている。時折、円形劇場の優れた音響効果を利用した小さなフェスティバルがここで開催される。熱心なバードウォッチャーには、バードハウスもある。また、植物園もある。
お分かりのように、ルテシアのアリーナは、何世紀もの間、その華麗さをまったく失っておらず、今日でも、約2000年前のパリ市民とルテシアンたちに、今日の生活様式に合ったくつろぎの場を提供し続けている。
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