1968年に建築家マッティ・スーロネンが制作したこの 巨大な空飛ぶ円盤(フトゥロ・ハウス)は、サン・トゥアンの蚤の市で最も珍しいオブジェであることは間違いない。2012年にドフィーヌの蚤の市に登場した後(ベルベット・ギャラリーのブノワ・ラモニーノが購入)、今ではこの 蚤の市のシンボルとなっている。
1968年、マッティ・スーロネンの友人の一人が、前例がないほど珍しいプロジェクトのデザインを彼に依頼したのが始まりで、最終的に世界中で約100台が生産され、フトゥーロ・ハウスはその希少性のおかげで非常に珍重されるオブジェとなった。サントゥアンの蚤の市に展示されているのはオレンジ色だが、他のモデルは白、黄色、ターコイズブルー......。
蚤の市に展示される前、フトゥロ・ハウスは実は別荘用の移動住宅だった。モービルハウスやモーターホーム、改造バンをレンタルする人もいれば、有名建築家に依頼して、自由に解体・組み立てができるユニークなデザインを考案してもらう人もいる。 タイニーハウスのコンセプトから着想を得たフトゥーロ・ハウスは、雪に覆われた山の斜面など、アクセスが困難な場所にも移動でき、 マイナス20度という極端な気温にも耐え、無限に解体できるという点で、とりわけ革新的だ!
残念ながら、マルシェ・ドフィーヌに 展示されている フトゥーロ・ハウスを内部から見学することはできないが、サン・トゥアン通りを通る際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。
パリ郊外にある世界最大の骨董市、サントゥアン骨董市(Puces de Saint-Ouen)。
パリの郊外、サン・トゥアン・シュル・セーヌの町は蚤の市で有名だ。この巨大な骨董市の名前は、小さな獣の名前と似ていないが、この歴史的な市場の周りには、何よりも何世紀もの歴史を発見することができる。 [続きを読む]
開催日および開催時間
から 2023年10月21日 へ 2027年12月27日
所在地
マルシェ・ドーフィン - サン・トゥアンの蚤の市
132 Rue des Rosiers
93400 Saint Ouen
料金表
無料