パリ9区、ロシュフコー通り14番地の2階にある洗練された荘厳な 螺旋階段で有名なギュスターヴ・モロー美術館の名前は、おそらく皆さんもご存知だろう。しかし、このハウス・ミュージアムには、あまり知られていない象徴主義の画家ギュスターヴ・モローの作品も数多く展示されている。地方風のかわいらしい邸宅には、画家の自宅とアトリエがあり、大きなキャンバスが次々と展示され、驚くほど雰囲気のある空間となっている。
彼の作品は折衷的で、主に神話に登場する人物をモチーフにしている。敬虔な信者であった彼は、「夢、優しさ、愛、熱意、高次の領域への宗教的高揚のすべての願望 」を作品に反映させようとし、神に近づくために好奇心をそそる空想に誘った。パリの画家は生前、この場所に自分の絵画を集めたいと考え、亡くなる3年前の1895年に実家を改装した。
2階と3階にあるアトリエと1階にあるアパートは当時のまま保存されており、私たちを画家の世界と日常生活へと誘う。この小さな宝石のような階段を上ると、約400点の絵画とユニークな水彩画のコレクションに出会うことができる。階は、画家が家族と幸せに暮らした場所で、寝室、寝室、食堂には当時の家具が置かれている。
ミュージアムは火曜日を除く毎日、午前10時から午後6時まで開館している。入場料は7ユーロ、割引料金は5ユーロ、 26歳以下は無料。毎月第一日曜日は無料!ギュスターヴ・モロー美術館へは、地下鉄12番線に乗り、トリニテ、サン・ジョルジュ、ピガール駅で下車。残念ながら、車椅子での入場はできません。
このユニークな小さな博物館を発見する準備はできているだろうか?
開催日および開催時間
より 2024年12月18日
所在地
ギュスターヴ・モロー美術館
14, rue de la Rochefoucauld
75009 Paris 9
アクセス
地下鉄12号線:トリニテ駅またはサン・ジョルジュ駅
料金表
-26 ans : 無料
Tarif réduit : €5
Plein tarif : €7
公式サイト
musee-moreau.fr