時は流れ、シェフは変わり、前オーナーは新たな冒険へと移った。しかしコルスは、シルク・ディヴェールの目と鼻の先にあるレストランとして、開店当時と変わらぬ姿を保っている。料理は初めて訪れた時よりもさらに素晴らしく、コルスがその創造性とエレガンスで権威あるレッドガイドにまだ選ばれていないことがいまだに理解できない。
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コルスでの大晦日メニュー2025220 €/人 ドリンク別ギルヴィネックの牡蠣
カニ、セロリ
ブレスト産帆立貝、ベアルネーズ、ほうれん草
フォアグラのラビオリ、死のトランペット
ブルターニュ産オマール海老、ビーツ、紫蘇
ガティネ産鴨、ビスク、カレー風味
トルノルマン
チョコレートとマッシュルームのタルト
ミニャルディーズ
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5年前、私たちは「 11区で新たな美食の中心地を発掘した 」と大々的に発表したが、今回はまばたきもせずに言おう。ここ数カ月で、コルスへの再訪は私たちにとって最も称賛に値する食事体験のひとつとなった。
今後、コルスの美食は、より誠実で、より洗練され、より大胆になる。 テイスティング・メニューはランチとディナーのみで、価格は4コースのテンポ・メニューが49ユーロ、7コースのオーパス・メニューが77ユーロ、9コースのコーラス・メニューが95ユーロとなっている。
もちろん、この(とても)上質な料理には、グラス、ボトル、あるいは ワインと料理のペアリング(4コース42ユーロ、6コース59ユーロ)など、最高級の専門家によるさまざまな飲み物が用意されている。
行き届いたダイナミックなサービスに支えられ、私たちのランチは最高の雰囲気の中で行われた。南米 (チチャロン、チュルペ、ルロ、アジ)やアジア(チャイ、味噌、ポン酢)の食材や調味料を使い、ブイヤベースのようなフレンチの古典を現代風にアレンジしたものまである。
力強く、考え抜かれた料理は、 細心の注意を払った花のような プレゼンテーションの裏に、爆発的な風味を秘めている(このサルシフィーの巻物!)。その結果、エレガントで独創的な見事な美食が生まれる。コルスは パリで外せない。続きは写真で。
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チュルペグレッシン、トマト/オニオン/コリアンダー/ルーロソースチシャロン、タラマとコリアンダーのアイオリ、ドライフラワー日本米とレンズ豆のアランチーニ、ミントソース
ジョナサン・モーヌリーのスパークリングワイン「ポポポップ
炙り海老、マッシュ人参トップ、ディルオイル、トマト、人参と生姜のヴェール人 参と生姜の果肉、ポン酢とクレメンタインゼリー、エシャロットピクルス、人参トップ
シャルドネ・レ・ルイ・ドール・ドメーヌ・ラ・ブーシュ・デュ・ロワ
サルシフィのコンフィの巻物、鴨の脂、ほうれん草の葉、ほうれん草のカレー、フライパンで炒めたチョリソー添え鴨のソースとチョリソーのオイル添え
ドメーヌ・ド・モンリューの「グラングージエ」ピノー・ドーニス
ブイヤベースのようなトマトとコリア ンダーとカビローのスープ、コーンピュレ、セロリアックパスタ イカ、マスの卵、バニラ
ピノ・グリ 'マセラシオン' by メラニー・フィスター
蒸しタラ、アジソース、バーベナの泡芽キャベツ、ラムレタスの葉、カシューナッツ
キュヴェ・マック・ア・ブ・ド・ヴィノセロス
グラニー・スミス・アップルのグラニータとゼリー マスカルポーネ・クリーム、サイダー・フォーム、タジェット・フラワー
ココアジェノワーズ、ローストヘーゼルナッツ、プラリネクリーム、味噌クリームディプロマートオレンジジェル、ベルモット、コーヒームース
レモンタルトレット、イラン産ブラックレモンパウダー野菜の炭火焼キャベツ、ハイビスカスクリームリンゴ、オート麦とチャイのゼリークッキー
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結局のところ、コルスの赤い バッジなどクソ食らえだ。
開催日および開催時間
より 2024年12月18日
所在地
コーラス
73 Rue Amelot
75011 Paris 11
公式サイト
restaurantkorus.com
詳細はこちら
水曜から土曜の昼と夜、日曜の夜。