2024年も多くのアーティストがニューアルバムをリリースした。では、昨年フランスで最もレコードを売り上げたアーティストは誰だろうか?そして、どの音楽スタイルがトップになったのか? 2024年にフランスで最も売れたアルバム200枚のランキングでその答えを見つけてみよう。2025年1月9日、スネップ(フランスのレコード業界団体)がまとめたトップ200リストが発表された。
当然のことながら、ラップが 成功の波に乗り続けて おり、トップ20のうち12位(昨年は14位)をラッパーが占めている。その頂点に立ったのはウェレノイだ。2023年のCérémonie des Flammesで年間最優秀男性アーティストの栄冠に輝いたこのアーティストは、"Pyramide"と題された2作目のリリースにより、昨年最も多くのアルバムを売り上げたアーティストである。セーヌ=エ=マルヌ県出身のラッパーもデビュー・アルバム『Carré』で16位につけている。昨年、ウェレノワはすでにトップ20入りしている。
2 024年にフランスで最も売れたアルバムのトップ20には、2位にPLKの 作品「Chambre 140 Édition Part.3」、以下 SDM( 8位)、JUL( 10位、11位、13位)、 Gazo x Tiakola(12位)、 Dadju and Tayc(15位)、 SCH (17位)、Tiakola(18位)、 Bouss(19位)と続く。
また、インドシネもアルバム『Babel Babel』で3位に入った。アメリカのアーティスト、ビリー・エイリッシュは、アルバム『Hit Me Hard and Soft』で4位。
次は誰?デビュー・アルバム『Chaque Seconde』をリリースしたピエール・ガルニエ(5位)、現象化したザホ・デ・サガザン(6位)、エンフォワレ 一座(7位)、テイラー・スウィフト(8位)、スリマン( 14位)、サンタ( 20位)。
2024年に最も売れたアルバム20枚のうち18枚がフランス語作品であり、2024年に最も売れたアルバム200枚には145枚のフランス作品がランクインしている!
フランス語圏の新進アーティストも健闘しており、フランスで制作された18のデビュー・アルバムが今年のトップ200にランクインした。
女性アーティストについてはどうだろうか?残念ながら、毎年恒例のこのランキングでは、またしても女性アーティストの占める割合が低い。トップ200のうち、女性のレコードはわずか41枚だが、わずかに増えている。昨年、トップ20に入った女性アーティストは中村彩だけだった。今年は4人:ビリー・エイリッシュ、 ザホ・デ・サガザン、テイラー・スウィフト、サンタである。トップ200にランクインした他の女性アーティストは、デュア・リパ、 マイレーヌ・ファーマー、アリアナ・グランデ、サブリナ・カーペンターなど。
フランスのシャンソンとバラエティは どうだろうか? ジュリアン・ドレ( 21位)、ヴィアニー(22位)、フローラン・パグニー(56位)、星野源(57位)、ジョニー・ハリデイ(60位)、クララ・ルチアーニ(63位)、ルーアン(68位)がトップ200にランクインしている。
スネップはまた、年間ランキングに32組のアーティストが「2枚以上のアルバムをランクインさせた」と報じている。ジュール・マルセイユ出身の有名なラッパーだけでも、8つのプロジェクトがランクインしている!
全順位はスネップ公式サイトで見ることができる。このランキングが、間もなく2025年のノミネートが発表されるヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュジークで確認されるかどうかは、まだわからない。
公式サイト
snepmusique.com