現代音楽と芸術の融合のファンは、イヴリーヌ県サン・カンタンのサン・カンタン劇場で上演される『Still Point』を見逃すわけにはいかない。この1時間30分のショーは、アーティストのレイ・レマと アンサンブル「デ・ゼキリーブル」によるユニークで特異な構想である。
レイ・レマはコンゴ出身の名ピアニストで、豊かで多彩なキャリアを築いてきた。キンシャサからワシントン、ブリュッセルからパリまで、彼はありとあらゆる音楽ジャンルと戯れてきた。コンゴのリズム、クラシックの厳格さ、エネルギッシュなジャズ、ファンキーなリズムやグナワのリズムを独自に融合させた彼の芸術の繊維を形作っているのは、この多様な背景である。大胆さと名人芸を併せ持つレイ・レマは、現代音楽の第一人者である。
同時に、デ・ゼキリーブル・アンサンブルは、その比類なき名声に酔いしれている。レイ・レマと同様、このアンサンブルも、音楽の相互肥沃化に特別な愛情を注いでいる。学問的な室内楽、ジャズ、アフリカン・サウンドが彼らの作曲の中でぶつかり合い、海のしぶきに満ちたダイナミックなサウンドを体験することができる。
レイ・レマと アンサンブル・デ・ゼクイリブルが『スティル・ポイント』の創作のために出会ったのは、このような音楽のミックスに対する共通の愛情があったからである。このショーは、観客をレマのピアノとアンサンブルの弦楽四重奏の融合の対話に誘う。アングロサクソンの有名な詩人T.S.エリオットの一節にインスパイアされたStill Pointは、アフリカのリズムと西洋のハーモニーを融合させ、中央アフリカの伝統音楽に似たトランス状態を目指す。
2023年12月19日、サン・カンタン劇場の小ホールでの音楽の旅は、好奇心旺盛な人々に約束された。ワルツと音楽の対話の間にあるスティル・ポイントは、現代音楽ファンにとって見逃せないイベントとなるだろう。チケットは現在発売中。革新的なハイブリッド音楽の創造を発見するこの機会をお見逃しなく。
開催日および開催時間
日 2023年12月19日
所在地
サンカンタンアンイヴリーヌ劇場
3 Place Georges Pompidou
78180 Montigny le Bretonneux
料金表
Catégorie unique PLACEMENT LIBRE : €25.3