ビコローレ・メゾン・デュ・ダネマルクでの電子音響コンサート

エルゼ』は、ジャン・ガルミッシュが、作家・女優のジュリー・カルディル、ヴァイオリニストのユーゴ・ヴァン・レケムとのコラボレーションにより作曲 ・演出した音楽プロジェクト 。

アコースティックな拡散と混成舞台のためのこの電子音響作品は、デンマークの作曲家であり電子音楽の先駆者であるエルゼ・マリー・ペード（1924-1950）へのオマージュである。

彼女が最初に音を発見したのは、寝室の仕切りから感じ取った外界の噂に触発されたからだと言われている。病気で何ヵ月も寝たきりになったエルゼは、これらの再調整された「現実の音色」に魅了され、新しい無限の音への想像力を膨らませた。

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シンセサイザーのパイオニア であり、シェーファーとシュトックハウゼンの弟子であり、爆発物を専門とする初期のフェミニストのレジスタンス戦士であったこの偉大なデンマークの作曲家の作品と人生は、ジャン・ガルミッシュにとってインスピレーションの源であり、賞賛の的であった。それ以来、エルゼは彼の作曲家としてのキャリアの中で常に共に歩んできた存在であり、今日、彼が彼女にオマージュを捧げたいと願うのは当然のことである！