ロックコープス・フランスが主催するこのコンサートは、今年、アイビスとの共催で、2024年5月29日(水)にベルシーのアコー・アリーナで開催された。RockCorpsの本来のコンセプトは、音楽を"社会変革の触媒"として利用することであり、より団結した協力的な社会を目指し、あらゆる立場の人々が手を取り合って活動することである。
無料コンサートのチケットを手に入れるために、ボランティアはコミュニティ・プロジェクトに4時間の時間を提供しなければならなかった。この4時間のボランティア活動と引き換えに、ボランティアたちは、12区の伝説的な会場でマックルモア、フラングリッシュ、ロージニアを鑑賞するチケットを受け取った。このプロジェクトのおかげで、フランス国内およびイル・ド・フランス地方の8つの町で、124の団体がボランティアの支援を受けた。
午後6時、アコー・アリーナのドアが開き、ボランティアたちは、プロジェクト担当者の儀仗兵の後、コンサートに最適な席を探しに走った。全員が落ち着いたところで、午後7時にコンサートが始まり、Dj Bensがサポート・アクトとして会場を盛り上げた。
ロージニアは午後8時から30分間のステージに立った。Flamme2023で女性の啓示賞を受賞したロージニアは、アーバンポップとR&Bをミックスした曲を作り、パフォーマンスを通して13,000人の観客を魅了した。次に登場したのは、フランス国内外の観客によく知られたラッパー兼ダンサーの フラングリッシュ。フラングリッシュは、彼の一座のダンサーとともに、アコー・アリーナのステージを熱狂の渦に巻き込み、彼の代表曲を披露した。このラッパーは、2025年4月11日と12日にパリの アコー・アリーナに戻ってくる予定だ。
エンターテインメントの後は、多くの人が待ち望んでいた世界的スター、マックルモアを発見する時だ。 この アメリカ人ラッパーは、ライアン・ルイスと共にプロデュースした楽曲 『Thrift Shop』で世界中にその名を知らしめた。この曲はYouTubeで10億回以上の再生回数を記録 し、220万枚の シングルを売り上げた。 マックルモアはその後も、『 Can't Hold Us』や『 Glorious 』などヒットシングルを連発し、キャリアを続けている。
ステージに登場するのを心待ちにしていたマックルモアは、登場するやいなや観客を魅了した。このアメリカ人ラッパーは、『スリフト・ショップ』のビデオに登場したトレードマークのヒョウのコートを身にまとい、会場全体を盛り上げて踊らせた。曲の合間には観客と交流し、パリとフランス人への愛を主張した。感動的なコンサート中、彼は観客との距離を縮めようとし、観客にコンサートのすべてを撮影するのではなく、その瞬間を生きるよう求めた。彼は有名な曲『Can't Hold Us』でコンサートを終えると、紙吹雪のシャワーを浴びながら観客のもとへ降りていった。それは素晴らしい瞬間であり、ボランティア 活動に参加するフランス人のモチベーションを高める素晴らしい方法だった。
アイビス・ロックコープス・フランス・コンサートは、気晴らしをする価値のあるものであり、コミュニティ・プロジェクトを通じて自己改革を促すものだった。この素晴らしいイニシアチブをとったプロジェクトの関係者に感謝したい。彼らのモットー:与えれば、与えられる !
開催日および開催時間
日 2024年5月29日
所在地
アコー・アリーナ
8 Boulevard de Bercy
75012 Paris 12
アクセス
地下鉄6号線または14号線「ベルシー」駅
料金表
無料
公式サイト
ibisrockcorps.fr