彼女の名前は西原覚心。2024年11月12日(火)、 フェスティバル・ドートンヌの一環として、パリの日本文化会館で特別コンサートを行う。 西原覚心は、音楽家、作曲家、プロデューサーである坂本龍一によって明らかにされた真の日本音楽UFOであり、他の誰にも真似のできない琵琶の使い手である。しかし、琵琶とは一体何なのか?それは首の短いリュートだ。この日本の伝統的な弦楽器の歴史は非常に古く、現存する最古の楽器は8世紀のものである。
琵琶を演奏するにはいくつかのルールがある。非常に硬い木で作られた撥は、両手で持たなければならない。撥は旋律やリズムを奏でるだけでなく、パーカッシブな役割も果たす。伝統的に琵琶奏者は着物を着て、座布団に膝をついて演奏する。
西原覚心は世界を代表する琵琶奏者の一人である。1971年東京生まれの彼女は、有名な鶴田欣史のもとで修行を積んだ。坊主頭で、腕と顔を中心にいくつもの入れ墨を持つ西原覚心は、まさに音楽界のUFOだ。日本の伝統音楽、歌、ノイズを融合させた彼のコンサートは、どれも真の音楽体験であり、時にはシャーマンのようですらある。
若い頃にパンク・ミュージックに影響を受けたシンガーでありミュージシャンである彼女は、一筋縄ではいかない。金継ぎプロジェクトでセルジュ・テイソ=ゲイやギャスパー・クラウスとともに彼女を聴いたことのある人もいるだろう。また、ダンスや演劇の舞台で彼女を知った人もいる。
フェスティヴァル・ドートンヌの一環として、 西原覚心は2024年11月12日午後6時と8時の2回、特別公演を開催する。コンサートはそれぞれ1時間、パリ日本文化会館の小講堂(1階)で行われる。チケットは2024年10月1日より販売開始予定。
また、「フェスティヴァル・ドートンヌ」の一環として、市原聡子演出の舞台「弱虫ペダル」がジュヌヴィリエ劇場で上演される。
開催日および開催時間
~に 2024年11月12日
Starts at 午後06時00
所在地
日本文化の家
101B Quai Branly
75015 Paris 15
料金表
Tarif réduit : €7
Plein tarif : €10
公式サイト
www.mcjp.fr
詳細はこちら
10月1日からの予約