ラ・ヌーヴェル・ガルドのレストランは、毎回、通りすがりの観光客にも、出店する地区の住民にも大好評を博している。バルベス、サンティエ(その前はサン・ジェルマン・デ・プレ)に続き、11区、素晴らしいサン・アンブロワーズ教会のすぐ近くに、ブラッスリー・マルタンをオープンした。
33 DesignersとDorénavant Studioによる入念な内装で、棚にはアンティークのオブジェが並び、動物の形をした水差しや、オープンキッチンの前で食事ができるスツールの置かれた大理石のカウンターが特徴的だ。
ブラッスリー・マルタンには ウィンター・ガーデンという 緑豊かな中庭があり、大きなガラス屋根に落ちる雨音を聞きながらくつろいだり、太陽が顔を出したら自然光を浴びたりできる。長いテラスも、太陽が顔を出したらビタミンDを補給するのに最適な場所だ。
厨房にも新しい設備がたくさんある。オーブンの隣にはエナメル加工されたロティサリーがあり、鶏肉やその他の肉を焼くことができる。地下には シャルキュトリー・ラボがあり、霜降りハム、パテ・アン・クルート、その他のソーセージが日替わりで作られ、マッシュポテトと一緒に提供される。
ブラッスリー・マルタンは自らの成功の犠牲者であると言わざるを得ず、あちこちでクルクル回るウェイターたちに少々もみくちゃにされながら、隣人の近くにくっついて(初対面の人と知り合うには悪くない方法だ)ランチを楽しまなければならない。ケーキの上のアイシングは、紛れもなく手頃な価格である。そのため、ランチタイムは控えめに言っても賑やかな雰囲気になる。
前菜は3ユーロから14ユーロ、メインは15ユーロ前後、デザートは7ユーロから9ユーロ。シェフのアントワーヌ・カゼルは、生産者から直接仕入れた旬のフランス産食材を使い、すべて 手作りしている。
取材時のテーブルには、レモン風味のオリーブオイルをかけたクリーミーな 自家製タラマ(9ユーロ)、フロマージュ・ド・テのような食感の自家製パテ・アン・クルート(14ユーロ)、マスタード風味の上質なアンドゥイエット・ド・トロワ(21ユーロ)などが並んでいた、鶏肉と野菜のサンドイッチ(12ユーロ)は、ヒルマネ・ザ・ドイッチトリアリストの手により、細切りの鶏肉、鶏レバー、パリパリの鶏皮がサンドされている。
最後に、シャラント産のウイスキーを使ったアイリッシュ・コーヒー(9ユーロ)は、聖パトリック・デーの数日前にぜひ味わいたい。
その他の風味豊かな飲み物としては、カクテルメニュー、 クリーンでナチュラルなワインのリスト、そして2つのワインタップがある!
所在地
ブラッスリー・マルタン
24 Rue Saint-Ambroise
75011 Paris 11
アクセス
サン=アンブロワーズ通り(9号線) サン=モール通り(3号線)
公式サイト
lanouvellegarde.com