1988年にクリスティーヌ・バスタンのカンパニーでキャリアをスタート。特に演出家アレクシス・アルメンゴールとのコラボレーションを中心に、愛と人間関係をテーマにした作品を発表している。
アンネ・ミネッティは、エモーショナルな解釈と卓越した肉体的コミットメントにより、コンテンポラリー・ダンス・シーンの地位を確立している。ブレーメン・タンツ・シアターのクロード・ブルマションや スザンネ・リンケをはじめ、多くの著名な振付家と共演し、そのテクニックと表現力を融合させたパフォーマンスはしばしば高く評価されている。
オリンピックの 開会式 に参加した二人のストーリーはユニークなものだ。パスカルとアンヌは生活の上ではカップルだが、この名誉あるイベントのオーディションは別々に受けることにした。それぞれの努力が実を結び、何百人もの応募者の中から、それぞれがショーに参加することになった。
二人は、20億人近い世界中の聴衆の前でステージを共にすることになり、大変な驚きと喜びを感じていた(編集部注: フランス・テレビジョン公式リプレイでは2.31.30秒から)。彼らのパフォーマンスは授賞式のハイライトであり、その相性の良さと芸術性の高さで観客を魅了した。
複雑な感情を表現し、文化の境界を超える能力を持つコンテンポラリーダンスは、このような機会に最適なメディアだった。オリンピック開会式でのパスカル・アリオと アンヌ・ミネッティのパフォーマンスは、芸術、愛、芸術的コラボレーションを最高レベルで称え、世界中の観客の心に忘れがたい印象を残した。