昨年11月にパリ地方に雪を降らせた暴風雨カエターノが過ぎ去った後、イル・ド・フランス地方では数日中に雪が復活するのだろうか?メテオ・フランスがパリ地方の2つの県に 雪氷警報を発表したのだからなおさらだ。
今週の天気予報では、北極の冷たい空気と南ヨーロッパからの暖かく湿った空気が ぶつかり合い、北部に雪が降ると予想されている。今週の水曜日、降雪はノルマンディー地方で午後の半ばに始まり、徐々にオー・ド・フランス地方に広がり、イル・ド・フランス地方の一部、特にヴァル・ドワーズ県西部とイヴリーヌ県に影響を及ぼすと予想されている。
これらの地域では、降水量は朝のうちは少なめだが、昼過ぎから強まり、一時的に雪に変わるだろう。気温はやや高めに推移するが、雪の残る地域もあるだろう。パリでは雪が降る可能性はあるものの、降水量は主に激しい雨の形となるだろう。首都と地方全体は、夜中まで雨と洪水の危険性があるとして、黄色警報が 発令されている。
イル=ド=フランス 地域圏以外では、ノール県、パ=ド=カレ県、ソンム県、セーヌ=マリティーム県の4県が、積雪5~10cmの大雪に対するオレンジ色の警戒態勢に入った。セーヌ川以北を中心に、他の12の県では黄色警報が発令されている。このため、移動の際には注意が必要であり、特にブラックアイスのリスクと道路状況の悪化が懸念される。
この擾乱がどのように発達するかについては、まだ不確定要素がある。雪が確認されれば、水曜日の夜まで続く可能性がある。擾乱が南下し、パリ地方の大部分を覆い、より大きな積雪をもたらすというシナリオもある。今のところ、予報では夕方以降に雨が戻り、この地方での積雪は急速に終息するものと思われる。
今後の警戒マップの更新を常に確認し、特に車での移動を制限し、最も被害の大きい地域を避けることをお勧めする。これらはあくまでも当面の予報であることをご理解いただきたい。今週水曜日から週明けにかけて、イル=ド=フランス地域圏のいくつかの県で雪が復活するかどうかは、天候を注視する必要がある。
公式サイト
meteofrance.com