パリの公共交通機関を時々利用する人なら、定期券やシーズン券を選ぶとき、このオプションについて疑問に思ったことがあるに違いない。切符の値段を決めるゾーン制とは一体何なのか?
RATPとÎle-de-France Mobilitésは、パリとÎle-de-France地域の地下鉄、 バス、RERのネットワークを管理している。ゾーン1はパリ市内、ゾーン2-3はパリ近郊、ゾーン4と5はイル・ド・フランス地方のより遠くの町を管轄している。
ゾーン1~3はパリ市内、つまり地図上の黄色で示されたパリ 市内での移動が可能です。ゾーン4~5では、パリ市内だけでなく、ディズニーランドやヴェルサイユ宮殿 など遠方へのアクセスも可能です」とRATPのウェブサイトは説明している。
Île-de-France Mobilitésは、パリ地域の公共交通機関が運行する地域を示したこの地図について、さらに詳しく説明している。
では、どのパッケージが自分に合っているのか?それは、あなたが何を訪れる予定なのかによります。エッフェル塔、ムーラン・ルージュ、ルーブル美術館、ギャラリー・ラファイエットに行きたいのであれば、遠くまで行く必要はありません。
スタッド・ド・フランス、スタッド・ローラン・ギャロス、モントルイユの有名な蚤の市に行くなら、ゾーン2に入る。注:ラ・デファンスは地下鉄を利用する場合はゾーン2とみなされるが、RERを利用する場合はゾーン3に変わる。ゾーン3には、サン・ドニ教会、ドメーヌ・ド・スコー、サンクルー国立公園などが含まれる。
遠方からお越しの場合は、最も遠い2つのゾーンが最も興味深いでしょう。ゾーン4からは、ヴェルサイユ宮殿、モンテ・クリスト城、オルリー空港(地下鉄でも特別料金がかかるので注意)、アンギャン競馬場...。 ゾーン5からは、ロワシー・シャルル・ド・ゴール空港、ディズニーランド・パリ、フォンテーヌブロー城、中世の町プロヴァンなどに行くことができる。
地下鉄では、 T+チケットでゾーン1からゾーン3までの全ネットワークを利用できる。それ以上は、バスかRERの乗車券が必要です。T+チケットはRERにも使えますが、パリ市内のみです。