パリ16区にあるローラン・ギャロス・スタジアムは、例年、世界で最も有名なクレーコート大会の舞台となっている。毎年、男女の一流テニスプレーヤーが首都に集まり、フィリップ・シャトリエまたはスザンヌ・ルングランのコートで優勝を目指します。5月から6月にかけて開催されるこの大会だけでなく、数年前からこの競技場では、他のスポーツ大会やショーなど、パリ市民が愛する文化的なイベントも開催されている。この夏、この象徴的なスタジアムは、 2024年パリ・オリンピックのいくつかのイベントを主催する。
パリの郊外に位置し、パルク・デ・プランスや オートゥイユ公園(Jardin des Serres d'Auteuil)にほど近いこのスタジアムは、どの交通手段を選んでも非常にアクセスしやすい。近い将来、ローラン・ギャロスへの旅行を計画しているのなら、公共交通機関でも車でも、アクセスするための実用的なヒントをいくつか紹介しよう! ただし、スタジアムのゲートに直接アクセスすることはできないので、管理区域に入るには、まず 3つのPoint de Passage Obligatoire (PPO)のいずれかを通過しなければならない。
メトロ
ローラン・ギャロス・スタジアムの近くには、9号線と10号線の2本の地下鉄が通っている。10号線の場合、駅がループ上にあるため、スタジアムを出るときはミシェル・アンジュ・モリトール駅を利用し、ブローニュ・ジャン・ジョレス駅で乗り換えると、反対方向のオーステルリッツ駅方面に戻ることができるので、注意が必要だ。
9番線のミシェル・アンジュ・オートゥイユは交差点から徒歩8分、モリトールは9分。Porte d'Auteuilはスタジアムに最も近く、数歩の距離である。
バス
スタジアムへのアクセスは、パリ環状線のポルト・ドートゥイユ出口からが便利だ。西側から来る場合、高速道路A13がローラン・ギャロスにほぼ直結しているので、ポルト・ドートゥイユ出口を出れば、スタジアムは右手にある。
横断歩道の近くには有料駐車場がいくつかあるが、スタジアム付近の駐車場は地元住民専用となっており、罰金と押収の対象となる。