春はいつやってくるのだろう?パリと イル・ド・フランス地方の天気は、まだ優柔不断だ。涼しい朝、晴れ間、にわか雨、天気はなかなか落ち着かない。2025年3月17日から24日までの予報を見てみよう。
暦の上では春が近づいているが、パリ地方の天候は、涼しく、湿った、まれに穏やかな時期が交互にやってくる。2025年3月17日から24日までの1週間は、天候が徐々に変化し、変化に富んだ1週間になりそうだ。
月17日(月)と18日(火)、北ヨーロッパに位置する高気圧がフランスに乾燥した寒気をもたらす。天気は穏やかで晴れるが、朝には霜が降り、気温は一日を通して低いままだろう。イル・ド・フランス地方では最高気温は10〜12℃となり、北東の風の影響で冬型の気圧配置となる。
月19日(水)より、高気圧はヨーロッパ中央部へ移動し、大西洋低気圧が接近する。その結果、気流は徐々に南南東に変わり、フランス全土で顕著に穏やかな天候となる。イル・ド・フランス地方では、木曜日は15℃から18℃まで気温が上がり、日差しも強くなる。しかし、地中海沿岸地方は引き続き海風の影響を受け、曇りやにわか雨が降るだろう。
月21日(金)から週末にかけて、大西洋の低気圧が再び勢力を強め、フランスは雨の多い変わりやすい天候となる。イル・ド・フランス地方では、曇りや雨も予想されるが、気温はこの季節並みで、最高気温は14~17℃程度。ここ数週間、平野部ではまだ残っていた雪は、標高2000メートル以上の高地だけに影響しそうだ。
15日間の傾向では、ヨーロッパ北部と南部の気団の衝突による気温の変動が続いている。一時的に好天に恵まれることもあるが、その後にさらなる乱気流が発生し、特に北東部や山間部では寒さが戻る可能性がある。
穏やかで日差しの強い季節という一般的なイメージとは裏腹に、フランスの春はしばしば顕著なコントラストで特徴づけられる。極地の空気が復活し、暖かい空気が最初に吹き込むこの時期は、みぞれや嵐、気温の急激な変化が起こりやすい。要するに、春が来たということだ。忍耐:好天はいずれやってくるが、あと数週間はこのコントラストと戯れなければならない。