ランバル(コート・ダルモール)にあるクーパール食肉処理場の従業員は、コヴィド19の予防接種を受けたとして200ユーロの報奨金を受け取ることになった。この決定は、恐喝とみなされかねないとして、論争を巻き起こしている。
「予防接種を受けることに必ずしも魅力を感じないのであれば、別の動機になるかもしれない」と、この措置に反対しているわけではなさそうな従業員がフランス・インフォに打ち明けた。
しかし、労働組合はこのボーナスに断固反対している。このボーナスは、従業員間に不平等を生み出し、従業員は予防接種スケジュールを完全に満たしていることを証明する書類を提出しなければならなくなるからだ。しかし、労働省は、企業が「従業員に予防接種の状況を知らせるよう要求したり、従業員の健康データを収集したりすることはできない」と明記した。
経営陣は、この提案は全国的な予防イニシアチブの一環であると断言している。
予防接種が一般的になっている米国とは異なり、 従業員に予防接種を奨励する報奨金を提供するのはフランスのグループとしては初めてである。すでにいくつかの大手グループがこのような奨励策を導入しており、賞与額は事業部門によって異なる。