ここ数日、フランスでは大雨による河川の増水が続いている。西部のレンヌやルドンでは洪水が多数発生している。
2025年1月31日(金)と2月1日(土)、ヴィジクリュは引き続きフランスの3県に赤色洪水警報を発令する。イル=エ=ヴィレーヌ県、モルビアン県、ロワール=アトランティック県のセーシュ川とヴィレーヌ川である。そこから遠くないサルト川、ソンム川、オワーズ川、ウール川は オレンジ色の洪水警報が発令されている。
パリとイル・ド・フランス地方の状況は?以前は黄色警報だった ヴァルドワーズ 県は、現在オレンジ色の洪水警報が出ている。
ヴィジクルーズが思い起こさせるように、オレンジ警報とは 「地域生活や財産、人々の安全に重大な影響を及ぼす可能性のある大規模な越流を発生させる洪水の危険性」である。
イル・ド・フランス地方北部では、エプト川の水位が注意深く監視されている。ここ数日の累積降雨により、土壌は非常に湿潤になり、河川は大きく反応している」とVigicruesは言い、「今後24時間、河川の中流域(GisorsとSaint-Clair-sur-Epteの間)で大きな氾濫が予想される」と付け加えた。この区間の上流で発生した洪水波が伝播するため、下流域(Fourges駅)では今後24時間、広範な氾濫が続くだろう」。
エプト川から流れ出し、ヴァル・ドワーズ北西部を流れ、特にアンブルヴィルのコミューンを通過する オーベット川も監視されている。
関係地域の住民は、警報の動向を注視するよう求められている。水位の変動をリアルタイムで把握するには、ヴィジクルーズの 公式サイトで最新のデータにアクセスすることができる。
ヴァルドワーズ県は、2月1日(土)午前10時頃まで、フランス気象庁により、"雪氷"に対する黄色警報が発令されている。隣接するイヴリーヌ県は洪水に対する黄色警報が発令されている。
公式サイト
vigilance.meteofrance.fr