ラ・ボール映画祭(Festival du Cinema et Musique de Film)の創設者兼会長であり、カンヌ映画祭(Semaine du Cinema Positif)の共同創設者兼総代表であるサム・ボビーノ氏は、第7芸術の普及に継続的に貢献しているとして表彰されました。
メダルは、ロワール・アトランティック地方議会議員のサンドリーヌ・ジョッソ氏から授与されました。環境とエコロジーの移行に関する円卓会議に参加するため、初めてカンヌを訪れたジョッソ氏。彼女はこの機会に、カンヌで今年開催された第8回Semaine duCinéma Positifの後援者であるフランスの俳優・コメディアンのエリック・ジュドール氏の前で、ポジティブシネマに尽力したサム・ボビーノに賛辞を送りました。
ボビーノ氏は、高校時代から映画クラブを主宰し、熱心な映画ファンとして知られています。現在では、パリとクロワジックを行き来し、クリストフ・バラティエ監督と共同で設立した ラ・バウル・フェスティバルの共同代表を務めています。Sam Bobinoは、南イタリアのプーリア州、バーリ近郊を拠点とする映画音楽祭、Apulia Soundtracks awardも創設しています。
今回の公式認定は、 サム・ボビーノ氏の映画界における活動の重要性を強調するとともに、ポジティブで有益なメッセージを社会に広めるために映画が果たす重要な役割を強調するものです。このメダルは、一人の人間だけでなく、映画のビジョン全体を称えるものです。