2025年4月7日月曜日、パリ上空に 濃い煙が上がった。インターネット・ユーザーはすぐにその画像をシェアし、質問が殺到した。それは、パリ北西部の 17区にあるゴミ選別センターで発生した火災だった。死傷者が出なかったのは印象的だった。しかし、パリの人々が観測した真っ黒な煙は、その毒性と現場近くに住む 人々の健康リスクについて多くの懸念を抱かせた。
大気の質の監視を担当するAirParifは、「パリ17区の仕分けセンターで昨夜発生した火災とは無関係のオゾン(二次汚染物質)の存在により、本日予想される大気の質は、イル・ド・フランス地方では平均的か、あるいは低下したものになるでしょう」と、すぐに安心させるコメントを発表した。Airparifは、記録された濃度と火災に関連した大気の質の変化に特に注意を払っている。噴煙の風下にある観測所で測定された微粒子濃度の分析では、特に気象条件がかなり分散的であったため、非典型的なレベルは見られなかった。火災の周辺では、当局による測定が行われた。