アレックス・ルッツ監督の長編4作目となる『Une Nuit』が、7月5日の映画館公開に先駆けて、2023年カンヌ国際映画祭 「ある視点」部門のクロージングセレモニーで上映された。Le talent de mes amis』(2015年)、『Guy』(2018年)に続き、フランス人監督兼俳優がカリン・ヴィアール、ハドリアン・ビシェとの共同脚本によるこのロマンスで帰ってきた。この作品は1月23日(火)午後9時10分からCanal+で放送される。
アレックス・ルッツと カリン・ヴィアール演じる見知らぬふたり、アイメリックとナタリーが、満員電車で偶然出会う。口論の末、二人は写真ブースで親密な体験をすることになる。別々の道を歩もうとするふたりは、一夜を共にすべきではないかと考える。
一見すると、これは不穏な映画である。一晩の間に、見ず知らずの2人が一生に一度の経験をする。その前提は独創的で、しばらくの間はうまくいく!このテンポの速いラブストーリーは、感動的なほどかわいらしく、2人の俳優のやりとりはピンポンのようで、しばしばとてもうまく書かれていて面白い。子供、家族、セックス、冒険、年齢......あらゆる話題が出てくる。
だからこそ、彼らはそれを持続させるのだ。それぞれが、もう一方から離れたほうがいいとわかっていながら、誰もそれをする気になれない...だから、夜を続けるために、ある種の人工性を作り出さなければならないのだ。そして、たとえそのプロセスのほとんどが愛らしくても、特にその瞬間を続けるための言い訳を見つけるのが難しくなると、結局どこにも行かなくなってしまう。出来事の時間性は必ずしも首尾一貫しておらず、演出は繰り返されることになる...。
私たちを感動させるのは、何よりもこの魅惑的な幕間の原理である。アイメリックとナタリー、それぞれの個性が際立つ2人の素晴らしいキャラクターと共に旅をする価値は十分にある。
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