パリ13区にあるシャルレティ・スタジアムは、1906年にパリで創設されたフランスのマルチスポーツクラブ、パリ・ユニヴェルシテ・クラブ(PUC)がスポーツ会場を必要としていたことから生まれたもので、65の種目がある。ヴァンセンヌにあったスタジアムを去らなければならなかったクラブは、当時空き地だったこの場所を割り当てられた。1939年に発足したこのスタジアムには、クラブの移転の実現に尽力したパリ大学学長セバスチャン・シャルレの名前が刻まれている。
第二次世界大戦の勃発により、スタジアムは一般客を収容することができなくなったが、1957年に最初の大きなイベントであるパリ大学対抗戦が開催された。老朽化したスタンドのため安全性に問題があったため、1989年末に取り壊され、その後、フランス国立オリンピック・スポーツ委員会のすぐ隣に、ピッチと8レーンの陸上トラックを備えた、現在のような近代的な多目的スタジアムとして再建された。
数十年にわたり、シャルレティ・スタジアムは、ミーティング・ド・パリのような陸上競技大会から、リーグ2でプレーする パリFCがスタジアムの専属クラブであるサッカーの試合まで、多くのスポーツイベントを主催してきた。2万人近い観客が、このような人気のある身近なスポーツ・文化イベントに参加することができる。パルク・デ・プランス、スタッド・ジャン・ブアンに次いで、首都で最も大きなスタジアムのひとつである。
スタッド・シャルレティへは、 RERのB線 Cité universitaire駅行き、または トラムの3a線Stade Charléty - Porte de Gentilly駅行きで。
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