ストリートアート 愛好家ならご存知の通り 、パリ13区は多くのアーティストにとってまさに遊び場だ。この秋、パリ13区とのパートナーシップによるエキサイティングなプロジェクト「パリ13大通り」を手がけるイティネランス・ギャラリーが、シェパード・フェアレイの最新展覧会で再び話題になっている。
Swan Song(白鳥の歌)」と名付けられたこのインスタレーションは、アメリカ人ストリート・アーティストによるギャルリー・イティネランスでの3度目の展覧会である。パリのギャラリーとオベイことシェパード・フェアレイの間には、長年にわたって確認されてきた共犯関係と忠誠心がある。
彼らの最初のコラボレーションは2016年にさかのぼる。その年、サウスカロライナ出身の現代アーティストが13区のギャラリーを占拠し、「アース・クライシス」展の一環として作品を発表した。2019年、シェパード・フェアリーは ギャルリー・イティネランスに戻り、「Facing The Giant: 30 decades of dissent」と題した回顧展で新作を発表する。
2024年、オベイは都市アートを専門とするこの現代アートギャラリーに戻り、新しい個展「Swan Song」を開催する。この新しいインスタレーションは無料で見ることができ、再びコミットメントと過激さの両方を目指す。Galerie Itinerranceが発表したプレスリリースでシェパード・フェアレイは、「私の個展『Swan Song』の作品は、今日私たちが直面している様々な脅威を扱っています。
当初は2024年6月20日から7月26日まで開催される予定でしたが、 この秋、 会期が延長されました。2024年10月12日(土)まで、イティネランス・ギャラリーでご覧ください!
一般の人々や シェパード・フェアリーの作品を愛する多くの人々は、ペインティング、モノグラビア、版画という形で シェパード・フェアリーの新作を鑑賞することができる。
シェパード・フェアリーは、フランスのレスラー、アンドレ・ルシモフを象徴する「André the Giant has a Posse(巨人のアンドレ)」のステッカーを街頭に貼ることからキャリアをスタートさせた。彼の作品の中には、「希望」という言葉を添えたバラク・オバマの肖像画のように、ベンチマークとなったものもある。
シェパード・フェアレイもまた、フランスとの真のつながりを生み出してきた。パリのCOP21期間中にエッフェル塔の下で行われた儚い立体インスタレーション「Earth Crisis」や、2015年11月13日の悲劇的な同時多発テロをきっかけに制作された、三色旗を背景にマリアンヌの象徴的な姿を描いたフレスコ画などだ。
開催日および開催時間
から 2024年6月20日 へ 2024年10月12日
所在地
イティネランス・ギャラリー
24 Boulevard du Général d'Armée Jean Simon
75013 Paris 13
料金表
無料
公式サイト
itinerrance.fr