ハインツ・ベルクグリューンをご存知ですか?オランジュリー美術館は、この20世紀の重要な美術 コレクターでありディーラーであったハインツ・ベルクグリューンを、お宝満載の驚くべき展覧会でご紹介します。2024年10月2日から2025年1月27日まで、「ハインツ・ベルクグリューン、美術商とそのコレクション」展をお見逃しなく。
ハインツ・ベルクグリューンは1914年ベルリン生まれ。フランスに避難し、そこで文学とジャーナリズムを学んだ後、アメリカ西海岸に移り、アートの世界を知る。戦後フランスに戻ったハインツ・ベルクグリューンは、魅惑的なアートの世界に飲み込まれていった。最初はドフィーヌ広場の小さなギャラリーで画商として働き始めた。その後、大学通りに移り、 近代芸術家のグラフィック・アートに情熱を傾けるようになる。
現代美術のコレクターであり、愛好家であった彼は、パリの芸術界や知識人社会ですぐに成功を収めた。彼は当時の偉大な詩人、歴史家、批評家、ディーラー、コレクターたちと知り合った。彼の特殊だが刺激的な嗜好は、その界隈で彼の参考となった。
オランジュリー美術館の展覧会では、普段はベルクグリューン美術館に保管されているこのコレクターの宝物が公開される。ピカソ、クレー、マティス、ジャコメッティなど、それぞれのジャンルの巨匠や革新者、過去から現在に至るまで賞賛される芸術家たちの傑作約100点を鑑賞することができる。
ハインツ・ベルクグリューンは、ピカソとクレーの作品をこよなく愛していた。彼のコレクションは、この2人の芸術家のキャリア全体を非常に包括的に見ることができる。この画商は、ジャコメッティの有名な糸状の彫刻やマティスのパピエ・コレにも魅了された。
ハインツ・ベルクグリューンは、自らの経験や出会いを通して、そして何よりも自らの嗜好を貫くことによって、20世紀作品の 類まれなる貴重 なコレクションを築き上げることに成功し、現代美術の最も重要な作品の数々を一堂に集めた。
開催日および開催時間
から 2024年10月2日 へ 2025年1月27日
所在地
国立オランジュリー美術館
Jardin Tuileries
75001 Paris 1
アクセス
地下鉄1、8、12号線、コンコルド駅
料金表
Moins de 26 ans : 無料
Tarif réduit : €10
Plein tarif : €12.5
公式サイト
www.musee-orangerie.fr