エルーヴィル城をご存知ですか?このロックのメッカの歴史をご存知ない方は、 2024年1月19日(金)午後11時5分からFrance 5で画期的なドキュメンタリー「Le château d'Hérouville, une folie rock française」をご覧ください。
ジャーナリストでロックのスペシャリストである クリストフ・コンテが監督を務めるこの映画は、パリ地方にあるこの城の魅力的な歴史を振り返る。ヴァル・ドワーズに位置する エルーヴィル 城は、1962年に有名な映画音楽作曲家ミシェル・マグネとその妻、そして友人によって購入された。彼らは共に、この古い建物を芸術家たちのための住居用アトリエに改築することを決めた。
シャトー・デ・エルーヴィルは、彼と彼の友人たちにとって仕事と娯楽の場であったが、エルトン・ジョン がここで"Honky Château"(1972年)をレコーディングしたのをはじめ、多くの国内外のアーティストのレコーディング・スタジオにもなった、「Don't Shoot Me I'm Only the Piano Player"(1973年)、"Goodbye Yellow Brick Road"(1973年)、ビージーズ("Saturday Night Fever"、1977年)、ピンク・フロイド("Obscured by Clouds"、1972年)、そしてニーナ・ハーゲン、ジャン=ルイ・オーベール、 ジャック・ヒゲラン、ニノ・フェレール、トラスト、ローラン・ヴルジなど。
イギー・ポップも伝説的アルバム「The Idiot」(1977年)をここでレコーディングし、デヴィッド・ボウイは1974年の「Pin Ups」と1976年の「Low」の2度、シャトー・デロヴィルを訪れている。
未公開ドキュメンタリー『Le château d'Hérouville, une folie rock française』では、イル・ド・フランス地方にあるこの城の驚くべき歴史を再発見することができる。そのために監督は、元妻のマリー=クロード・マニュ、音響技師のドミニク・ブラン=フランカール、ローラン・ティボー、アーティストのボリス・ベルイマン、ベルナール・ラヴィリエ、ビル・ワイマン、そしてジャック・ヒゲランの元恋人であるクエラン・ヌギエンの証言を集めている。未公開アーカイブ映像も収録。
ドキュメンタリー『Le château d'Hérouville, une folie rock française』 (監督:クリストフ・コンテ、ナレーション:ルー・ドワイヨン)は、2024年1月19日、フランス5チャンネルで放送。