昨年同様、2024年のフェスティバルは、グート・ドール地区の中心地である360 Parisで3日間にわたって開催される。音楽面では、 ダリル・モンタナ、チャンツ・パウエル、そして今回もジェームス・アンドリュースというニューオリンズ・シーンを代表する3人のミュージシャンを迎える。3人とも、地元ミュージシャンとの幅広い交流によって音楽を育んできたフランスを代表するブラスバンド、NOLAフレンチ・コネクションを従える。
グート・ドールと ニューオーリンズの距離は、見た目よりもずっと短い。地理的には8,000キロ弱離れているが、2つの領土は多くの点で近い。クレッセント・シティとラ・シャペルの旧コミューンは、どちらもその始まりから混血の土地であり、長年にわたり、さまざまな移民の波によって育まれ、その影響は音楽、美食、ファッション、建築に見られるさまざまな層で地域文化を育んできた。
2023年に創設された Jazz Nouvelle-Orléansà laGoutte d'Or フェスティバルは、Au Fil des Voix協会が主催し、ニューオリンズ・ジャズ博物館がパリ360番地とその周辺地域で開催するもので、この自然な友愛を祝うことを目的としている。
プログラムには、コンサート、マスタークラス、料理体験、映画上映(ニューオーリンズのドラミングを題材にしたドキュメンタリー『Street Beat - Drumming Below Sea Level』)、オーベルヴィリエの集団Cap to NOLAブラスバンドが参加する近隣のセカンドラインパレード、子供向けワークショップなどが含まれる。
第2版では、特にマルディグラ・インディアン(ブラック・マスキング・インディアンとも呼ばれる)の世界に焦点を当て、より広い視野で考察している。
9月20日(金)から22日(日)まで、音楽を通してニューオーリンズの文化を発見しよう。
所在地
360 パリ・ミュージック・ファクトリー
32 Rue Myrha
75018 Paris 18
公式サイト
le360paris.com
Instagramのページ
@le360paris