パリの多くのVélib'利用者に悪い知らせです。Syndicat Autolib' Velib' Métropole(SAVM)がAgence France Presse(AFP)に伝えたところによると、電動自転車を含むVélib'パッケージの利用料がまもなく値上げされる。月々1ユーロの値上げが発表されたことで、同社はエネルギー危機に対応できるようになるはずです。エネルギーコストの上昇に伴い、Vélib'の運営には 「2018年に比べて今日26%のコストがかかる」と、SAVMの会長であるSylvain RaifaudはAFPに説明した。
"Syndicat Autolib' Velib' Métropole(SAVM)の選出代表は、2018年のサービス開始以来2回目となる公共シェアバイクサービスの料金改定に 賛成しました。V-Maxの加入と電動アシスト付きVelib'(VAE)の利用に焦点を当てたこの料金改定は、インフレが顕著な現在の状況においてこの公共サービスの財政的均衡を維持し、まだ少数の加入者に集中して使用されている電動アシスト付きVelib'のより良い共有を確保するという二つの目的を持つ 」と、3月21日に発表したプレスリリースで同団体は説明しています。
そのため、V-Maxの利用料は、月額8.30ユーロから9.30ユーロに値上げされることになります。注意点として、このサブスクリプションには、ヴェリブのオールインクルーシブパッケージ、つまり機械式自転車と電動自転車が含まれています。また、定期券に含まれていない電動アシスト自転車での移動には、1ユーロの追加料金が必要です。また、45分以上乗車した場合の30分延長料金も同様です。
ただし、ソーシャル・タリフの恩恵を受ける加入者は、この新たな値上げの影響を受けません。また、3.10ユーロで30分のヴェリブ乗車時間を含むV-Plusの定期券も変更されません。
では、このV-Maxと電動Vélib'の運賃の引き上げはいつ予定されているのでしょうか?同プレスリリースで組合は、この値上げが2023年5月中旬から実施されることを示しています。
Vélib'の料金が引き上げられるのは、今回が初めてではありません。2021年、SAVMはすでに、パリジャンに大人気の電動バイクの使い過ぎによる維持費負担を理由に、やはり電動バイクと連動した利用料金の引き上げを発表していた。