多くの人が待ち望み、他の人が恐れる季節、夏がすぐそこまで来ている。多くのパリ市民やイル・ド・フランスの住民にとって、夏はバカンスに出かけることと同義だが、パリやイル・ド・フランスの公共交通機関が混乱する時期でもある。この時期、最も大規模な工事が行われる。
RER Cも例外ではない。SNCF Réseauのウェブサイトでは、 「路線の信頼性を向上させ、お客様の安全を保証する」ために、インフラの近代化と改修を続けていると発表している。その結果、2023年7月15日から8月26日までの6週間、この有名なRERのC線が 不通になることが予想される。
詳しくは、SNCFレゾーは アンヴァリッドとポン・ド・アルマ間の「ジェットグラウチング」工事を発表している。この工法は、水とセメントの混合物を高圧で注入し、構造物を固めるものである。アンヴァリッド駅とオーステルリッツ駅の間では、レール、線路、バラストの交換により交通が妨げられる。再開したばかりのサン・ミッシェル・ノートルダムと オルセー美術館の間でも、この夏、新しい車両に対応するためのインフラ整備が行われる。
マッシィ・パレゾー駅では、SNCFレゾーがシャルトル・ギャラルドン橋の架け替えを計画しており、マッシィ・ヴァラントン・ウエスト駅では、パリ南部の鉄道バイパスの改良工事が行われる。
これらの複数の工事現場は旅客の移動に影響を及ぼし、2023年7月15日から8月26日の間、RER Cの運行が部分的に中断される予定である。
この6週間の間、パリ・オーステルリッツ駅<>アンリ・マルタン通り駅、パリ・オーステルリッツ駅<>ジャヴェル駅、ポン・ド・ランジス駅<>マシー・パレゾー駅間の RER Cは運行されない。
具体的には、パリ・オーステルリッツ駅からジャヴェル駅/アンリ・マルタン駅間(サン・ミッシェル・ノートルダム、オルセー美術館、アンヴァリッド、アルマ橋、シャン・ド・マルス、ケネディ大統領通り/フランス国営放送、ブーランヴィリエ)、ポン・ド・ランジス駅からマシー・パレゾー駅間(ランジ・ラ・フラテルネル、シュマン・ダントニー、マシー・ヴェリエール)が運休となり、利用できなくなります。
このため、 パリ・オーステルリッツ駅 、アンリ・マルタン通り駅 、ジャヴェル駅、ポン・ド・ランジ駅が、7月15日から8月26日まで、列車の発着駅となります。