ストリートアートが、 Vhilsによる特異で記念碑的な作品として ユネスコに 登場した。本名アレクサンドル・ファルト、Vhilsは、その異形の作品で世界中に知られるストリート・アーティストだ。彼のスタイル?ノミやハンマー、ジャックハンマーで石を掘り、壁に魅力的な肖像画を描く。彼のテーマは?都市が風景や人々のアイデンティティに与える影響。
ヴヒルスはすでにパリで展覧会を行っているが(サントカトル、フルクトゥアール...)、彼の作品のいくつかはパリのラ・デファンス、より正確にはアルシュ庭園で鑑賞することができる。ここでは、「Scratching the surface」と題された彼のプロジェクトの一環として制作された印象的なフレスコ画を見ることができる。
そしてこの夏、彼の作品のひとつがパリ7区にあるユネスコで初公開される。パブロ・ピカソ、アレクサンダー・カルダー、ソニア・ドローネ、ダニ・カラヴァン、イサム・ノグチ、ロベルト・マッタなど、すでに1000点を超えるアーティストの作品が展示されているこの有名な国際機関が、ストリート・アートのために場所を提供する。
ユネスコのオードリー・アズーレイ事務局長は、2023年7月5日に発表されたプレスリリースの中で、「Vhilsによるこの素晴らしい作品は、現代アーティストを称え、彼らの創造性が十分に表現できるプラットフォームを提供するというユネスコのコミットメントの一部です」と述べた。
ユネスコのために特別に制作され、7月12日に報道陣に公開される予定のこの作品は、異なる大陸にある11のユネスコ世界遺産が描かれた全長31メートルのフレスコ画である。
しかし、Vhilsによるこの作品は 、ユネスコ創設会議の議長を務めたイギリスの政治家、フェミニスト、改革者であるエレン・ウィルキンソンへのオマージュでもある。
ヴヒルスがユネスコのために制作した記念碑的作品『SUBSTRATUM - Scratching the Surface project | UNESCO』については、また後日。
所在地
ユネスコハウス
7 Place de Fontenoy
75007 Paris 7
アクセス
地下鉄6号線「カンブロンヌ」駅、10号線「セギュール」駅
公式サイト
www.unesco.org